今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、日産のノートオーラeパワーです。
オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業と、ドアスピーカーの交換を行いました。
まずはドアの内張を外して、工場装着の防振材の周りにピュアディオ独自の防振材を貼り合わせて、外板裏全体の響きを抑えます。
外した内張はツルツルの裏面に粗目を付ける下処理を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行いました。
開発の初期は均等に塗っていて、重たくなるなる割に振動がなかなか消えないので、厚い薄いを作ったら振動がとどまって消えて、更にその厚い薄いを規則性の無いランダムにしたら更に効果が高まったので、今のスタイルになっています。
メーカーの工場装着の防振材が端が変な形になっているのも、複雑な形の方が振動が消えやすいと知ったからでしょう。
防振作業が終わったら16センチの純正スピーカーを外して、JBLの13センチのP52に交換してから内張を組み付けました。
オーラのスピーカーグリルは中が透けて見えるので、P52のシルバーコーンが見えて、これは2台前のお車から使い続けておられるユニットです。
ミッドは前から使われている物ですが、ツイーターは以前の物がレベルが下がって来たので、新しくピュアディオブランドのATX-25に交換されています。
スピーカーが付いたら楽ナビから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで引いて行き、MDF板の上に付けたオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンに繋ぎます。
ツイーターとミッドの周波数幅とインピーダンスと、ツイーターはレベルの調整を行って、値を変えて生音・生声に近く合わせて行きます。
まずは楽ナビのタイムアライメントを完全にオフにして、イコライザーとピュアコンの値の変更のみで音を追い込んで行きます。
P52のユニットが長年使ってストーロークが伸びていて、低音に出過ぎている部分があるのでそこを抑えて・・
ピュアコンのパーツはSSFが2個目で、コイルは3個目で、ブラックボックスは5個目で丁度良い値に当たりました。
新しいユニットと長年使ったユニットを組み合わせて、自分だけのカーオーディオが出来上がり、上質を謳っているノートオーラが、防振を加えて更に上質な車へと進化しました。
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Posted at
2024/08/17 10:15:34