今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の完成車から、トヨタのカムリです。
トヨタ純正のナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
スピーカーはドアに18センチサイズで、クラウンやレクサスと同じ大きさで・・
ダッシュの上の純正スコーカーで中高音を鳴らしているのを、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターで高音を鳴らして、ピュアコンを通して高音をカットしてフロント3WAY化しました。
防振作業ではまずドアの内張を外して、工場装着の小さめの防振マット2枚を活かした状態で、4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせて・・
純正のマットを含めると合計12ポイントで5種類の防振材でドア全体の響きを抑えています。
内張りをドアに組み付けて、全ての結線が終わって音が鳴ると、ピュアコンの値をあれこれと変えて音を追い込んで行きます。
ディスプレイオーディオではなくナビオーディオなので、シフト前にCD・DVDプレイヤーが付いています。
この年式のカムリは入庫が初めてで、現行とも220系クラウンとも値が違い、様々なレクサス車とも値が違って、車内から「上から何段目のこの位置のコイルを持って来て。」と指示して何回もコイルを付け替えて音を聴きました。
コイルだけでなくブラックボックスも何度も交換して、結局今までに出た事のある値では適性がなくて、今回カムリ用の値を新たに作りました。
ナビオーディオの音調整はバス・ミッド・トレブルの3トーンで、あれこれ動かして生音・生声に近くして行き、基本の4ピース構成のピュアコンよりもSSFを加えた6ピース構成の方がかなり生音に近くなるために、完成後に4ピースと6ピースを聴き比べて頂いて、SSF分の追加を頂いて6ピース構成で完成させました。
同じサイズのトヨタ純正のスピーカーを使っていても、ナビオーディオのアンプの特性で大きく音が変わって来て、3トーンの調整を大きく動かすと音に歪みが出て来るので、ピュアコンの値を変えたりパーツ数を増やす事で自然な音調整が出来て、純正の調整の枠を大きく超えた音楽本来の音色に近いサウンドを再現する事が出来ました。
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Posted at
2024/09/30 10:22:12