今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのクラウンスポーツです。
当社のデモカーのクラウンスポーツの音を聴かれて、同じ仕様にして欲しいというご要望に合わせて作業を行っています。
まずドアスピーカーはパッと見で外方らは16センチサイズに見えますが・・
実は22センチサイズのウーファーとなっています。
ドア全体がエンクロージャーを形成しているために、ここの防振で低音の鳴りが左右されます。
ドアの後方に1枚だけ防振材が貼ってありますが、これはここが一番ロードノイズが入りやすい位置という事で・・
その周りに4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせて、ドア全体の響きを調整しています。
外した内張はマスキングして、セメントコーティングの作業に入ります。
下地作りや塗り込みや間奏など、何度も内張の向きを変えたりするので、表面にキズが入らない様にかなりしっかりしたマスキングをしています。
ハッチの裏にはサブウーファーが付いていて、かなりの音振動があるので、この内張にもセメントコーティングを施します。
防振の他に電気的な作業ではAピラーの内側にツイーター音域専用のピュアディオブランドのPSTケーブルを引いて行って・・
グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、その上にピュアコンの8ピース構成の物を取り付けています。
当社のクラウンスポーツの生産時期が2・3か月しか離れていないので、同じピュアコンの値がつかえるのではないかという事で、全く同じ値を付けています。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2024/11/07 10:12:28