今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店で納車させて頂いたお車で、トヨタのクラウンスポーツです。
全車専用のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業をさせて頂きました。
クラウンスポーツはフロントスピーカーはマルチアンプという方式で鳴っていて、ドアには18センチのウーファーが付いていて、車両アンプから低音のみが送られて来ています。
ダッシュの上には中高音を鳴らすスコーカーサイズのコアキシャルスピーカーが付いていて、真ん中の小さなツイーターで高音が鳴っているのを・・
スタンドで適切な角度を付けたJBLの508GTIのツイーターを独立して取り付けて、グリルの影響もガラスの反射も無いストレートな音で高音を再生させます。
更に純正ででスピーカーの裏の小さなパーツ1個で音調整をしていたのを・・
グローブボックス下に設置したピュアコンで中高音の調整を行っているので、中音と高音の表現力は格段にアップしました。
また今回はクラウンスポーツで初めて508GTIのツイーターを使用したので、ピュアコンの値は専用で探り出して、車両アンプにアッテネーターを取り付けてセンタースピーカーのレベルを調整しているのも専用の値を探り出しました。
ドアの低音はまずインナーパネルと18センチスピーカーを取り外して、外板裏に4種類の共振点の違う材質を貼り合わせて振動を抑えています。
更に外した内張裏にはセメントコーティングを施して、内張に付帯する鈍い響きをシャットアウトして、キレの良い心地良い低音に変えて、更に外に逃げていたエネルギーを車内に向けるので、低音の量もアップして、静粛性と断熱性もアップしてプレミアム感が増したドアとなりました。
低音がアップしたのでトーンコントロールでは中音と高音を1クリックづつアップして、全ての音域が均等に聴こえる様に調整しました。
最近の純正のマルチアンプのお車で、スピーカー交換をして逆にバランスが崩れたという例が多い中、自社でデモカーを持っているクラウンスポーツなので、ここをこういう風に加工するというのが事前に分かっていて、デモカーと使うユニットは違っても適切に生音・生声に最も近い組み合わせで仕上げる事が出来ました。
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Posted at
2025/03/23 10:11:02