今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、トヨタのヤリスクロスです。
フロントドアにフル防振の施工の後にアウターバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
元のグリルが下を向いているため、スラントさせてやや水平よりも上を向いています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60のブラックタイプを取り付けて、フロント2WAYのハイエンドとなっています。
昨日まではトヨタ純正のディスプレイオーディオで音楽を聴かれていましたが、これを取り外して・・
通常のヤリスのオーディオレス車のパネルがそのまま使用出来て、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、見た目がかなりオシャレになりました。
これまではバス・ミッド・トレブルの3トーンで音調整だったのが・・
13バンドのパナメトリックイコライザーになり、動かす周波数と動かす幅を3つから選んだ後にレベルを動かすタイプなので、31バンドのイコライザー以上の音調整が出来ます。
各スピーカーの時定数を変えるタイムコレクションも付いていますが、個々の機能は音色が変わるので一切使いません。
時定数を動かしても音色は変わらないと言っている人もいる様ですが、実際にボーカリストに会って生の声を聞くと明らかに違う事が分かって、大手メーカーのデモカーの音を聴いた事のある複数のボーカリストや演奏家の方も違うと言っておられます。
ディスプレイオーディオが変わっただけですが、グローブボックス下のピュアコンのユニットの値を変えての音調整も行います。
理由は純正のディスプレイオーディオはインピーダンスの変化による出力の変化のない周波数範囲が狭く、それに合わせたセッティングを行っているのを、アルパインのディスプレイオーディオではその範囲が広がるために、インピーダンスの変化よりも音の浮き出し感を重視したセッティングに変えて、内蔵アンプながら勢いのあるサウンドを表現しています。
もちろん勢いだけでなく、音色は極めて生音・生声に近くセッティングして、見た目もサウンドも他のヤリスクロスとはかなり違う、自分だけの1台に仕上げました。
ここを変える事が出来るのはオーディオレスの設定がある車種だけですが、こういう加工が出来る車種も今後は減って来るのでしょうね。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2025/03/24 09:53:48