昨夜SNSのニュースで、イエロー・マジック・オーケストラの坂本龍一さんが亡くなった事を知りました。
YMOの楽曲は自分はカーオーディオに目覚めた頃に『ライディーン』とか『テクノポリス』などが流行していて、当時の回転数を少し上げたカセットデッキでシャカシャカいわせながら聴いていた人も多い中、自分は適正な回転数で聴いていました。
その頃は音楽が入ったミュージックカセットテープで聴くか、レコードを買って来て家でカセットテープに録音するかのどちらかで、自分はYMOの最新作を買ってきたつもりが、『スネークマンショー』というギャグのレコードを買って帰ってしまいました。
物凄いかっこいい楽曲を作れるYMOがあえてギャグもやっているというのが信じられなくて、コンサートで最初にギャグを行って、最後に楽曲を演奏するつもりが、怒った客が「ギャグでなくて演奏をしろ!」と言って、それに坂本龍一さんが怒って演奏しなかったという話もありました。
そんな坂本龍一さんも大島渚監督の『戦場のメリー・クリスマス』で俳優デビューして、その中で流れた楽曲は一般的に『戦場のメリー・クリスマス』と思われていますが、実際にはそのサウンドトラックの中の1曲目の『メリー・クリスマス・ミスターローレンス』です。
その後坂本龍一さんの楽曲は『メリー・クリスマス・ミスターローレンス』というイメージが強いのですが、自分はもう1曲これと似た様な楽曲の『エナジー・フロー』が好きです。
1999年のこの楽曲を自分が仕事に疲れて聴いていたら、その時に小学生だった次男が「お父さんは疲れているの?」と心配して顔を覗き込んでいたのを思い出します。
ちょうどカーオーディオ業界がメチャクチャで、オーディオボックスからサウンドピュアディオに改名する前で、とても疲れていた時の癒しの曲になっていました。
そういえばサウンドピュアディオで新品のスピーカーをエージングして慣らす時に、そのCDの何枚かの中の1枚がYMOの『ソリッドステイト・サバイバー』で、もう10年ぐらい前から使用していて、1月に同じYMOの高橋幸弘さんが亡くなったばかりで、前のニュースが名前を間違えて流れているのかな?と思ったぐらいで、3人のメンバーのうちの2人が短期間に亡くなって悲しい限りです。
今日の午後のクロスFMの放送で、13時からのDAY+の最初でパーソナリティーの立山律子さんが坂本龍一さんの訃報に触れて、しばらくきちんと話せない部分があり、「この番組はどうなるんだろう?」と心配していましたが、途中で持ち直されて、最後の30分ではギャグぽい喋りもされていました。
そんな音楽業界に大きな影響を与えて下さった、坂本龍一さんのご冥福をお祈り致します。
Posted at 2023/04/03 17:07:53 |
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