今日ご紹介する1台は昨日の札幌店の作業から、トヨタの200系のクラウンです。
トヨタ純正のマルチビジョンオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
スピーカーはダッシュに5センチスコーカーが付いていて中高音を鳴らしていて・・
ドアには16センチの丸型スピーカーが付いていて・・
ドアスピーカーがフルレンジではなくてコイルで中高音に対して制限がかけてあり、低音のみの再生としてあります。
ベーシックパッケージではここのコイルをバイパスして、ドアスピーカーは一度フルレンジ化して、その後でピュアコンで高音をカットして、ドアから中低音の再生へと変更します。
ダッシュ上のスコカーはプリウスやプリウスアルファと同じ様な形状で、普通は中音のみを鳴らす様にしてツイーターと合わせて3WAYで使用しますが、200系クラウンではここは外して、中音はドアからで十分出ているので、ダッッシュにツイーターを取り付けて、2WAY構成とします。
ピラー根元にPSTケーブルをひいて来て・・
ダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
車両アンプから取り出した音信号はグローブボックス下に取り付けた200系クラウン専用の値のピュアコンにつないで、絶妙なバランスでドアしピーカーと後付けツイーターを鳴らします。
ドアから中音が出る様になり、スコーカーからの高音が弱かったのが角度を付けた独立したツイーターで大幅に改善出来て、スピーカーとスピーカーの間にステレオ効果で音が浮いて来る様になったので、これまでモノラル性分をセンタースピーカーで足していたのが邪魔になって来て、かといって全くゼロにするとそれはバランスが取れず、そこでセンタースピーカーにアッテネーター回路を入れて絶妙にレベル調整を行って、フロント5スピーカーのバランスを取りました。
もうひとつ200系で車内の騒音を感知してスピーカーから逆位相で騒音を鳴らして打ち消す機能が付いている車両ではスピーカー周りを改善すると逆位相のノイズが実際のノイズ以上に再生されて、逆に聴き辛くなります。
騒音の感知の機能の配線を外してノイズキャンセリングを効かなくしますが、逆位相のノイズを車両アンプで増幅しない分ほどオーディオの音楽の音はクリアーになります。
車速に合わせてボリュームが上がる機能もオフにすれば更に音が良くなって、クラウンは入庫した時に比べたら驚くほど音質はアップしました。
見た目の変化はダッシュ上にツイーターが乗っただけですが、見た目の変化に反して音の変化は大きく、お客様には大変喜んで頂きました。
Posted at 2017/11/10 10:33:55 |
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