世の中DSPアンプが流行しているのに、サウンドピュアディオは頑なに販売を見送って来ていました。
理由としてはスピーカー入力をラインレベルに合わせる部分が貧弱で、音のイメージが変わってしまうという事と、モデルによってはシーという半導体の残留ノイズが乗っていて、純正ツイーターの位置ではそれが分からないものの、ピュアディオの様にツイーターを立てて取り付ければそれが聞えてしまい、他にはバグりで音が切れたり、イコライザーが知らない間にフラットになっていたりと、他店で取り付けた物でお客さんが満足されていなくて、当店で取り外してダイレクトにしてスッキリさせるというのが当たり前でした。
更に付属のケーブルがやたら長くて、それがロスになっていて音の新鮮さが失われているという部分も他店で購入された方が満足されなかった理由の一つにあります。
そんなこれまでのDSPアンプのマイナス部分を見事にクリアーしたのが、これから発売するピュアディオチューンのDSPアンプ・モデルDPS150です。
チューニングのベースになるモデルを選択するのに時間がかかって、この部品がギッシリ詰まったプリント基板に手を入れるので、1台チューニングするのにほぼ1日かかります。
昨日一日かけてチューンして、今朝はBMW530eのトランクルームにこれまでのDSPアンプを取り外して入れ替えました。
時間をかけて手を入れただけあって、これまでの高音は出ているがどこかカサカサした感じがする部分は無くなって音に艶が出て、BMW5シリーズのプレミアム感にふさわしい音に仕上がっています。
これからケーブルを処理して、DSPのケースをネジ止めして、走れる状態にします。
これまでバス・トレブル・フェダーの調整を何度も繰り返して、「あともう少し、ここの音が何とかならないものか?」という部分が改善出来て、かゆい所に手が届く様になったという感じです。
そうは言っても元が追い込むところは追い込めるだけ詰めているから出来る技で、既にBMWユーザーの方からご予約を頂いています。
マツダコネクトの車種もバス・トレブル・フェダーで調整しているので、チャレンジしてみたいですね。
ただ井川が1人でコツコツとチューニングするので、他の製品のチューニングも行なっているので、月産4~6台程度をマックスと考えております。
また車種によってはDSPアンプ以外の方法が音が良くなる場合もありますので、様子を見ながらじっくりと販売して行こうと思っています。
Posted at 2017/11/23 11:56:14 |
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