火曜日の夜8時から福岡のクロスFMで、『シティ・ポップ・レビュー』という番組が放送されています。
1970年代から80年代のシティ・ポップを集めて放送している番組で、ちょうどその時間に車を運転している事が多くて、今日も8時過ぎから車内で聞いていました。
その中で堀内孝雄さんの『君の瞳は10000ボルト』という曲が紹介されていて、この曲が発売された当時はラジオのDJやテレビのアナウンサーが「次の曲は堀内孝雄さんの君の瞳は100万ボルトです。」と何度間違って言われたか数知れません。
今日もこの曲を聞いて、「当時はよく間違っていたな〜。」と思いながら、「でも1万も100万も歌うと文字数は変わらないし、1万には何か意味があるかも?」と思って調べてみたら、高圧線の電圧は6600ボルトで、1万ボルトには足りていませんが、6600ボルトを四捨五入したら1万になるから10000ボルトになったのかな?と勝手に想像していました。
もし堀内孝雄さんが1万、を100万と間違える人が続出すると考えて付けたとすれば計算高いという事になりますが、当時本人は何も意識してなかったと言われていたそうです。
他にはシティ・ポップとは言えませんが、アン・ルイスさんの『六本木心中』という曲で、当時も今もこの歌詞から六本木は想像出来ても心中はイメージ出来ません。
特に2番の「年下のくせしてさ〜♪ ヤキモチ焼くなんて〜♪」って、「それは年下で自分に自信が無いからヤキモチ焼くんですよ。そんなの常識でしょう。」と、思っていました。
更に石川ひとみさんが歌っていた、松任谷由美さんが作った『まちぶせ』は昭和だからストーカーという言葉はありませんでしたが、完全にストーカー的な歌で、お目当ての男性の気を引くために「他の人がくれた〜♪ラブレター見せたり♪」なんて所は、当時その歌詞通りの当て馬にされた事がある自分からしたら、とても傷つく歌詞でした。
今は昭和のシティ・ポップが見直されていますが、その時代に10代の終わりから20代の初めを過ごした人からすると、曲を聴くと楽しい思い出も、辛い思い出も蘇って来る事と思います。
Posted at 2021/09/14 21:13:11 |
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