今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。
大がかりな防振作業も終わって、全てのユニットを取り付けて、音が鳴る様になったので音調整を行いました。
フロントドアには方ドア3層のフル防振の施工の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、ピュアディオ推奨のフロント2WAYシステムが完成しました。
更にリアのラゲッジの下には25センチのウーファーボックスを埋め込んで、ピュアディオブランドの黄色いケブラーコーンのZSPウーファーの限定版を取り付けて、右横は工具入れで、左側にはナカミチの4CHアンプを取り付けています。
中央の背もたれの後ろにはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを取り付けて、この中でイコライザーとチャンネルディバイダーの操作を行って、チャンネルディバイダーの機能ではフロント用の中高音とウーファー用の低音に信号を分けて、4CHアンプの2CHでフロントを鳴らして、残りの2CHをミックスモノラルにしてウーファーを鳴らします。
この上にアンプボードが載ったら出来上がりなのですが、木曜日にアンプボードの完成前に音調整を終えて、自分は福岡に移動したので、スイフトスポーツの完成は昨日になりました。
音調整はピュアコンのパーツの交換と、デジタルプロセッサーをタブレットを繋いで行って、かなり細かい音のチューニングを行っています。
デジタルプロセッサーの基盤は一度取り出して、100か所ぐらいの半田付けをやり直して、ノーマルよりも音のクオリティーを上げています。
これが実際のノーマル時の半田付けで、作業効率を上げるために、低い温度でも溶ける不純物が多いハンダを使用しているので、ここを一度吸い取って、純度の高く純銀が入っているハンダを差し込んで、ノーマルでは表現出来ない音を再生させます。
またデジタルプロセッサーは銘柄が何でもチューニングすれば音が良くなる訳ではなくて、最初に音にクセの付いていないモデルを選んで、そこからハンダを差し替えて音質をアップさせています。
自分は放送局のプロ機の音に耳が慣れているので、プロ機の音に近づけるというのが一つのポイントになっています。
デジタルプロセッサーで音を追い込みながら、その一方で合計8ピース構成のピュアコンの値を細かく変えて行き、最も生音・生声に近い組み合わせを見つけて調整を終了させました。
今回のスイフトスポーツは6速MT車で、お客様は走りとオーディオの音質のどちらのバランスも取った、究極の1台を目指して今回の取り付けを行われました。
走りと音質と静粛性と断熱性との、トータルで素晴らしい車に仕上がりました!
Posted at 2021/11/13 10:17:07 |
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