一週間に何回か福岡店と宇部店を行き来しながら仕事をしている井川ですが、新型車への対応や、今までに無かった組み合わせなどに細かく対応してマニュアルにして、次に困らない様にするために常に現地に移動しています。
そんな中から今日は昨日の宇部店の作業から新型のカローラ・フィルダーへのベーシックパッケージの装着のご紹介です。
オーディオレス車にカロッツェリアのDEH-780を取り付けました。
ドアスピーカーは純正をそのまま使用して、ツイーターとピュアコンプラスで劇的に音質をアップさせるベーシックパッケージを装着しました。
ここ数年は純正スピーカーの低音の量がアップして来て、2万円前後のパワードの
サブウーハーは完全に不要になって来ていますし、「トレードインスピーカーに交換したら逆に低音が減った。」という声も多く聞かれます。
これはカー用品の量販店でのデモンストレーションで明らかに現行の純正スピーカーでない物に更に細工をして低音を出なくしているからで、交換したら低音が増えるはずが逆に減ってしまうという減少が起こります。
その低音が出ないトレードインスピーカーに合わせてパワードのサブウーハーが作られていますから、ベーシックパッケージを装着すればトレードインスピーカーもパワードの安いウーハーも不要になります。
純正スピーカーの泣き所はコストを削りながらも低音は十分に出ているという作りにしたために高音域の細かい表現が明らかに不足している所です。
それを補うのがJBL製のツイーターですが、ダッシュ上に専用のスタンドを取り付け水平よりもやや上に向けてセットしました。
実はカローラ・フィルダーはダッシュの後ろがへこんでいて・・
その手前は平面ですっきりツイーターが付けられます。
ただ音質的に優れているのが平面の場所よりも凹んだ位置の方がいいから困りました。
何度も平面・凹みとツイーターを動かして調査したのですが、結果的には凹み面に
合わせて専用のスタンドを作って3150円の追加料金を頂くという事になりました。
そのぐらいの距離差でそんなに音が変わるのか?と思われそうですが、手間がかかる部分の追加料金を払っても音の空間の広がりにはかなりの差が出ました。
一度ダイハツコペンの様にピラーにスタンドごと付ける方法も考えたのですが、ピラーにはエアバックが入って、ここは使えませんでした。
ツイーターの取り付け位置の他には特製を自由に変えられるパッシブネットワーク、
ピュアコンのパーツのはめ替えで音を追い込みますが、この部分は標準パッケージからオプションを追加すれば音質は更にアップします。
ツイーターの位置・角度⇒ピュアコンでの音調整ときたら次はデッキのイコライザー調整で最終的な音の調整です。
接続して音が出たらおしまいではなくて、イコライザー調整まで含めた工程がベーシックパッケージの魅力になっています。
Posted at 2013/05/20 10:50:07 |
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