今日ご紹介するのは現在の宇部店の作業から三菱のアイです。
ピュアディオの代車兼デモカーのアイではありません。
電気自動車のアイMIEVです!
純正スピーカーに下段にカロッツェリアのDEH-P970を装着した状態で入庫しました。
「あれ? アイに下段ってあったっけ?」と外のうちの車を見に行ったら・・
ここの灰皿とドリンクホルダーを外したらもう1DINスペースがあったのでした。
アイMIEVの作業はまずはドアを分解して、そこからマーキングして外板裏に防振マットと防振メタルを貼って行きます。
次にアウタースラントのバッフルを製作してJBLのP560のミッドを取りつけました。
ダッシュ上にピュアディオ製スタンドを使って角度を付けてJBLのP560のツイーターを取り付けましたが、あまりにマスキングして撮影には不向きだったので、こちらはお店の車から撮影しています。
グローブボックス下にピュアコンを装着してデッキのイコライザー調整を行うのですが、基本的にガソリン車のアイとアイMIEVはドアの構造や響きは同じなので今までのデーターがそのまま使えます。
ただガソリン車よりも電源が安定していて音が太いんですよ!
かなりガッツリ来るのですが、だからといってアンプとか電流が増える装置を付けたら走行距離が増えるので内蔵アンプで良い音を再生しないといけません。
そういえば今から21年前にピュアコンという方式を考案した時に自分は、『将来電気自動車が走り出した時には今みたいに好きなだけ電気を使うカーオーディオは廃れます。』と公言していました。
当時はA級アンプで電気を食いまくって無駄に熱を放出するオーディオがいいみたいな事が言われていましたが、そういう時期に「少しでも消費電力を少なくして・・」
という当グループはまるで馬鹿扱いでした。
またその考えは電気を食いまくるアンプを否定しているので、ある意味業界的には危険思想とも思われていました。
ピュアコン方式はそれぞれのスピーカーの音のつなぎをドンピシャに合わせているので、逆につながりの悪い状態で同じ周波数が違う方向から音がリスナーに届けば音がやや打ち消し合う方向に向かって薄くなったりします。
例えばノイズキャンセリングヘッドホンみたいに違う方向から同じ周波数の音が出ていると打ち消し合うというあの理論で、消えはしないが薄くなるというのが普通のカーオーディオです。
ノーマルネットワークなどでドンピシャが出せない場合はそこにパワーアンプを付けて迫力を増す様になりますが、電気自動車以外でも充電制御で燃費を向上させたガソリン車でももう今までみたいに電気は使えません。
ドンピシャのつなぎで無駄なエネルギーを使わないという考えがピュアコン方式で、高音質と消費電力の無駄を無くすという2つのメリットを同時に実現しています。
説明が長くなりましたが、皆さんお分かり頂けたでしょうか・・
Posted at 2013/09/25 19:37:36 |
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