サウンドピュアディオの今年の営業も今日と明日の2日となりました。
そんな年末の福岡店から、今日はマツダのCX-5のボーズサウンド車の作業を
ご紹介します。
こちらのお客様は井川を読まれて福岡県の隣のそのまた隣の県から来店して
頂きました。
マツダ純正のナビオーディオ付のお車で・・
ボーズサウンドシステム装着車ですからカー用品店では対応出来ない車種です。
今回はベーシックパッケージとベーシック防振の施行をさせて頂きましたが、まずは
ドアを分解してベーシック防振の施行を行いました。
今までは外に無駄に漏れていた音が車内に音圧として再生されるので、アンプの
パワーを上げていないのに押し出し感が上がります。
また外からのロードノイズも入りにくくなるのも魅力です。
防振時にBOSEのドア用ウーファーを外したのですが、マグネットがフロントに付いているために後ろは何もありません。
大口径でもマグネットが濡れないので長寿命につながるな、と思いました。
次にダッシュ上にピュアディオ製スタンドを使ってJBLツイーターをセットしました。
ダッシュ上のスピーカーは中高音兼用の2オームタイプのスコーカー的なスピーカーですが、その上半分をピュアコンでカットして、高音部分はJBLツイーターに任せ
ます。
この部分のどの音域で音をつなぐかというのが音色を決定する決め手で、ワイドレンジ過ぎれば音が汚れて来るし、ナローレンジになればどこか物足りなくなります。
それをピュアコンのパーツをあれこれと交換して音を追い込むのですが、一度その
車種でピークのポイントを見つけたら後は同じ様に施工するだけなので、2台目以降は短時間でいい音が出せます。
またCX-5のBOSE仕様はセンタースピーカーが付いていて、ここを全く鳴らさないと足らない音が出来てしまいます。
ただなり過ぎるとわざとらしい音になるので、ここもピュアコンでコントロールして絶妙な存在感がないのにしっかり仕事をするというレベルに合わせます。
そして最後はイコライザー調整を行って納車の準備です。
アルパイン製のナビのパナメトリック式のイコライザーを調整してより生に近い音に
セッティングしましたが、ハードディスクの中にはアンジェラ・アキさんの音源が入っていて、自分は今まで3回お会いしているので、「これなら本人の声に近いはず!」
と自分でもシステムの限界かな?という所まで追い込みました。
追伸
世の中には評論家の先生に褒められている音調整の名人は沢山いますが、アンジェラ・アキさんに加えて持田香織さん、平原綾香さん、MISIAさんなどのメジャーアーティストの生の声を実際に聞いた上で比較調整しているのが井川ぐらいでしょう。
ここでELTの持田香織さんにお会いした時の事を話すと、「今日は持田香織さんの
生声を聞いて耳に焼き付けるぞ!」と気合意を入れてかなり早めにスタジオに行ったら、何とそこにはその前にスタジオを使われていた平原綾香さんがスタッフに丁寧に長々と挨拶をされていて、その時に平原さんの生声をインプットしてしまいました。
ただこれはあくまでオフィシャルではなくただ聞きで、そのすぐ後に持田香織さんが来られて短時間にお二人の声を聞いてしまったというとんでもない出来事でした。
しかしただ聞きは自分的には心苦しく、その後平原綾香さんとはオフィシャルな形で
きちんとスポンサーとしてお会いしました。
長くなったのでもう一話させて頂くと、MISIAさんとスタジオでお会いした時の話ですが、MISIAさんは高校時代は自分が今住んでいるあたりの高校に通われていて、通学道と自分の生活圏が一緒だったので話が弾みました。
自分がスタジオを出る時に右手を差し出して握手を求めたのですが、MISIAさんは
自分の右手を両手で包み込むように握手して頂きました。
その時に自分の頭の中にMISIAさんの名曲『包み込むように』が流れたのは言うまでもありません。
Posted at 2013/12/28 10:51:17 |
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