今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からアウディのS3です。
以前サウンドピュアディオでアウディA3のデモカーを持っていましたが、同じボディーのハイパワーバージョンのお車です。
アウディ純正の20センチワイドパネルのクラリオン製ナビオーディオを使って、ベーシックパッケージとISP-130の取り付けと、フロントドアにベーシック防振の施工を行ないました。
このタイプのアウディはピラーの根元にツイーターが付いていて、量はそこそこ出ているのであまり音楽にこだわっていない人だと「これで十分。」という音が出ています。
ただこのツイーターの位置の欠点は『向きが指向性のいい所から反れている』という部分と、『車体の金属が近いから磁力線がねじれる』という2つが上げられます。
他には付属のハイパスフルターが貧弱なので、高音の量は出ているが質感が低い音がしているという現実があります。
そこで純正のツイーターは鳴らさずにダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、理想的な指向性と金属の影響を受けない位置でスムーズな高音を再生します。
ツイータースタンドは様々な角度があらかじめ用意してあって、A3のデモカーで理想的な角度が割り出してあるので、それと同じ角度のスタンドを取り付けました。
ツイーターの周波数レンジとレベルを決定するハイパスフルターはグローブボックス下に取り付けるピュアコンに含まれていて、ここでも純正に対して音質を向上させていて、ツイーター部分の3つの不満の全てを解決しています。
ドアスピーカーは純正が16センチサイズなのですが、開口部が16センチよりもやや小さく、上の方が少しひかかってしまいます。
ピュアディオブランドのISP-130でサイズを絞って濃い中音域を再生して、インナー取り付けでのグリルの上の方のひかかりも無くしました。
ドアの内部にはベーシック防振の施工を行なっています。
アウディは国産車と違ってドアの外板裏は固いのですが、インナーパネルのプラスチック部分に鳴きが出るので、外板裏少しとインナーパネルに分散して防振を行なって、トータルで鳴りを静めています。
ドアの内張り裏にはフェルトが貼ってあって、これが無いとロードノイズが入って来るのでしょう。
大正漢方胃腸薬のCMの『食べる前に飲む!』ではありませんが、ドアの内張りに来る手前でロードノイズを落としています。
全ての組み立てが終わったらあらかじめ用意されたCDを数枚再生して音を慣らしてから調整に入ります。
以前はテストトーンを使ってスピーカーを慣らしていたのですが、規則性のあるテストトーンは簡単にエージング出来るものの、やはり音楽的には不自然な感じがして、今では色々なジャンルの音楽を使ってスピーカーを慣らしています。
最後に純正ナビオーディオの音調整画面を出して音を整えますが、自社のデモカーだったA3と内容が一緒で、福岡店で取り付けしたS3のお客様がISP-130をインナーで取り付けられていたので、慣れた手つきでスイスイとピークポイントにたどり着きました。
福岡のS3のお客様も山口のS3のお客様も自社でデモカーを買って実験している所がサウンドピュアディオを選んだ要因と言われていました。
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