今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタの30系プリウスです。
トヨタ純正のマルチAVステーションのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
30系プリウスはドアに縦に楕円のスピーカーが付いていて、ケースがプラスチックで出来ているパワードのウーファーの音域までカバーしているので、ベーシックパッケージを装着すると価格の割りにスケール感のあるサウンドになります。
ダッシュには中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、ここは高音域が弱いので中音域のみとして使用して、高音を鳴らさない分ほど中音域も低域よりの方向に周波数レンジを広げます。
ピラーのカバーを一度取り外して、根元にツイーター用のPSTケーブルをひいて来て、スコーカーは取り外して・・
小さなハイパスフィルターを外して、上質で下方向にレンジが広い物に付け替えます。
加工したスコーカーを元の位置に戻して、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、カバーを閉じたらダッシュの作業は終了です。
次に純正ナビを取り外して、裏から音信号を取り出して、PSTケーブルでグローブボックス下に送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に30系プリウス&40系プリウスアルファ専用のピュアコンを取り付けます。
スコーカー裏に取り付けたパーツも含めてフロント3WAYのコントロールを行なって、多くの方から好評を頂いている音質アップの要です。
全ての結線が終わったらエージング用CDでスピーカーを慣らして、それからイコライザー調整に入ります。
この白いパネルのシンプルなナビオーディオは意外と良い音で鳴って、きららドームのモーターフェスティバルでは2年続けてこのナビでデモンストレーションを行なって、多くの来場者を驚かせた事があります。
「純正ナビも純正スピーカーも音が悪いから交換しないといけない。」と一般的に言われていますが、実は工夫次第で驚く様な良いサウンドを再生する事が出来ます。
Posted at 2017/10/28 10:08:47 |
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