今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのC-HRです。
ケンウッドのナビオーディオを装着して、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずは内張を外して、外板裏の響きのと周波数と中心を見つけてマーキングして、防振メタルと防振マットを貼り付けます。
外した内張には下処理を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作って、ドアが重たくならない割に響きが取れる様にセメントコーティングを行いました。
次にケンウッドのナビから音信号を取り出して、グローブボックス下のピュアコンに送ります。
ピュアコンはオプションを1品加えた6ピース構成で、ピンクのラベルが貼ってある小型のコイルは、何も無い空のボビンに一から銅線を巻いて作った物です。
C-HRは50系プリウスをベースのSUVと言われていますが、ダッシュのスピーカーはプリウスの様なスコーカーではなく、ハリアーの標準仕様と同じツイーターとなっています。
純正ツイーターを鳴らさず、純正の16センチスピーカーとダッシュに取り付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで、2WAYのセパレートスピーカーとして鳴らします。
全ての結線が終わって音が出る様になったら、ナビオーディオに自分の調整用CDを入れて音調整を行います。
自分のCD以外ではFMラジオやお客様のSD音源を聴いてセッティングを行い、今回はオフィシャル髭男ディズムさんの楽曲が入っていました。
ボーカルの藤原聡さんとはピュアディオ関連の番組制作で2度お会いしていて、本人の声により近くなる様にセッティングしました。
最初に入っていた音を強調したり広げたりする機能は、オフにして行けば行くほど本来の声に近くなり・・
ポジションを入れていたので最初からタイムディレイがかかっていて、全てをゼロにしたところで本来のボーカルの声に最も近くなりました。
最後にほんの少しイコライザーを動かして音を整えたら、CH-Rの作業は全て終わりました。
お客様には音の仕上がりに大変満足された様で、サウンドピュアディオのステッカーを貼って頂きました。
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のR32型のスカイラインGTRです。
愛媛県からお越し頂きました。
地元の量販店で取付をされたそうですが、うちは取り付ける事しか出来ませんとの事で、音がきちんとなっていなかったのと、1DINのデッキをカロッツェリアの新しい物に交換して、ベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換と、ケーブルの引き換えを行った後に音調整を行いました。
まず音を聴いたらフロントのドアやサブウーファー以上にリアトレイのスピーカーが大きな音で鳴っていて、完全バランスが悪い状態でした。
宇部店のピットで働いている井川家長男と次男がよちよち歩きの時ぐらいのお車で、息子はビビり気味でしたが、自分はこの頃はまだ車両の取付をしていた時期なので、どこがどうなって、どこでつまずくかを完全に把握しています。
トランクからリアトレイを裏から覗くと、やっぱり車輛アンプがつながっていて、後付けするとここをバイパスしないと2重アンプになってとんでもない大きな音がなります。
お客様がリアスピーカーは鳴らさなくていいという事だったので、ここの電源カプラーを抜いて鳴らなくしました。
フロントスピーカーとウーファーを鳴らしていたアルパインの外部アンプは、RCAケーブルはピュアディオブランドのSKYに交換して、フロントに戻すスピーカーケーブルはPSTに交換しました。
フロントスピーカーは純正が楕円のスピーカーですが、インナーバッフルが作り替えて16センチサイズに交換してあった所から、耐水性を考えたインナーバッフルに付け替えて、JBLのスタジアムGTO600Cのミッドのみに交換しました。
GTO600Cのツイーターとネットワークが使用せずに、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、付属ツイーターよろりも幅広い高音域を確保して、ミッドの上の方の周波数が純正グリルで抑えられているのを補います。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンではツイーターの下限周波数とミッドの上限周波数をコントロールしてフラットで聴こえる特性にして、ウーファーと重なるミッドの下限周波数はデッキのフィルター機能を使わずにピュアコンのパーツでカットした方が音が綺麗で、合計6ピース構成で使用しています。
デッキ側の操作ではイコライザー調整の他に、ウーファーへ中高音を行かない様にするフィルターが入っていて、ここをパスしてアンプでカットするか両方を聴き比べて、こちらはアンプ内蔵を使うよりもデッキ内蔵の方が音の抑圧感が無かったので、アンプのチャンネルディバイダーをパスして、デッキ側で調整しました。
R32は独自のノウハウがありますが、自分が取付けまで行っている時は30台以上は取り付けていて、ツボを完全に押さえているので、慣れた手つきでスイスイと調整して行って、パワフルで透明感のある音に仕上がりました。
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