最近井川ブログで自動車雑誌の事を書き込んでいませんでしたが、何だか毎号あまり書いてある事が変わらない気がして、これは書かないと!という気持ちにならなかったのですが、今回はビビッと来た記事があったので、ベストカーとドライバーの2誌を紹介いたします。
まずはベストカー7・26号ですが、今回は気になる記事がてんこ盛りでした。
まず日本のSUV勢力図については、自分でSUVを2台も持っていながら「そんなにSUVっているの?」と思いながら読んでいました。
トヨタはカローラ・クロスが追加されるとSUVが8車種になって、レクサスにSUVが4車種あるので、トヨタ系だけで合わせて12車種と、こんなにモデルがいるんですか?というぐらいのラインナップです。
何だか昭和40年代から50年代の日本の車業界みたいに、「他所のメーカーが作っているから同じクラスをぶつける!」的な、ある意味車業界に勢いがあった頃を思い出して、活性化している証拠かな?と思いながら読んでいました。
他には2年に1回の東京モーターショーがコロナの影響で中止されて、本来ならモーターショーに出たはずの市販確定車は、出たら買いたい車がいくつかありました。
白黒ページでは『今、知りたいクルマに関する77の質問』は、意外と知られていない情報が77もいあって、なかなかためになりました。
そしてもう1冊『ドライバー8月号』は、普通はドライバー誌は他の必ず買う自動車雑誌と記事の内容がかぶっているので買わないのですが、今回は意外とベストカーとかぶっていなかったので即買いしました。
まずは気になっていた日産のノートとノートオーラの違いについて詳しく書いてあって、「何でメダリストじゃダメだったの?」という疑問があったのですが、小型車に以前のローレルの上級車的な装備という先代から、今度のオーラはシーマ的な装備が付いていて、「小型車でここまでやるの?」という内容でしたが、自分は要らない装備が付いているので、欲しいとは思いませんでした。
他には比較試乗のゴルフ×A3やヴェゼル×ヤリスクロス/キックス/CX-30など、気になる比較がありました。
ランドクルーザー300の記事は、以前ランクル200を持っていてあまりに大きくて1年も乗らずに手放した事があるので、300には興味は無いものの、初代ランクルからの紹介が書かれていて、これはなかなか面白くて見入ってしまいました。
今発売中のなかなか面白い記事がある自動車雑誌なので、気になった方は是非読んでみてはいかがでしょうか。
今日は水曜日で宇部店は1週間の始まりですが、火曜日に仕事をしてしまうと今ひとつ曜日感覚が無くなっている井川です。
今日の『新・お客様の質問にお答えして』は最近お客様からよく聞かれる「ピュアディオさんってここ1・2年で音が良くなっていませんか?」という質問です。
確かに自分が聴いてもここ1年半ぐらいでこれまで表現出来なかった音の領域が表現出来る様になって、より生音・生声に近くなったと思っています。
この答えは合計3つあって、その一つはコンデンサのペアリングの精度をかなり上げて来ているという部分です。
過去のブログではコンデンサの1回の仕入れが200個だ400個だと大量に買い入れている事をアピールしている時期がありましたが、最近は逆に1回の仕入れを25個に抑えて、フィルムコンデンサの工場のフィルムの巻き付けトルクの微妙な違いにより、その生産時期によって規定値の上の方の物が出来るか下の方の物が出来るかで、買う時期を少しづつずらして欲しい値が手に入る様にコントロールしているという所です。
特に今のピュアコンはJU60用で4桁表記で、ベーシックパッケージでも3桁表記が当たり前で、一部の車種ではベーシックでも4桁表記の物を使っています。
今困っているのは1マイクロのコンデンサの1マイクロよりも少し下が必要な場合が多いのに、今の工場のコンディションだと1マイクロを上回る物が多く、25個仕入れるのも怖いので10個仕入れたら・・
見事に誤差の範囲で問題無い値で上の方が揃っていました。
つまりサウンドピュアディオの音決めのレベルは部品メーカーが指定している誤差範囲の中の上だ下だとパーツを選別して音調整を行っていて、生音・生声を謳っているという事は、この僅かな違いで音の良し悪しが決まってしまうという事です。
ちなみに0・47マイクロのコンデンサが必要な組み合わせもあり、こちらも規定値よりは上ばかりですが、現在多く必要なのは0・48ちょうどぐらいで、今回10個仕入れたら0・480は1個もありませんでした。
でも前と2回前に25個仕入れた時は0・480がそれなりの数があって、とりあえず製作作業に問題無い数は確保しています。
ただ1マイクロの下の方の値のコンデンサが必要な場合が多く、測定してストックしている物も欠品気味で、この辺りのコンデンサが4個必要になるピュアディオブランドの40周年記念のホーム用スピーカーの製作が途中で止まってしまっています。
もう少し時期をずらして1マイクロのオーダーを出します。
いくら制度の高い測定を行ってペアリングしても、その数字が動いてしまうのがハンダ付けの熱で、
フィルムの巻き付けの微妙なトルクで値が変わるのと同様に、ハンダの熱が中のフィルムに伝われば数値も変わって来て、その熱で動いてもメーカー指定の誤差範囲には収まっているのですが、4桁や3桁表記のピュアコンではその誤差の中で音決めを行っていて、極力中に熱が伝わらない様に最初の2本クリップが8本の通称タコクリップになって、写真は10本使用している通称イカクリップです。
ただこれでも僅かに熱が伝わって一時的に数位置が上がり、その後で冷えて来たらハンダ付け前よりも僅かに低い値になるので、最終的にハンダ付け後の数値を4桁でピュアコンのケースに表記してあります。
4桁表記のピュアコンは音が良いと言われていますが、その陰にはこうした仕入れのタイミングと選別で本当に合うコンデンサーを探して装着しているからと、熱に対する他では行わないレベルの対策を行っているからです。
そして2番目の音が良くなった理由は、最近純正オーディオのデッキやナビが交換出来ない車が増えて、音造りに制約が多くなって来て、これまでの技術では「前の車の方が音が良かった。」と言われる事例が増えて来て、これまで以上の技術を持って来ないと前のお車と同じ音のレベルが表現出来ないというのがあります。
ピュアコンのブラックボックスやコイルの種類は増える事はあっても減る事はなく、一部の車種ではベーシックパッケージのブラックボックスで4桁表記で、コイルはZSPで使う様な0・5刻みもベーシックで使用する様になって、その結果後付けのナビやデッキでその音を再生すると「これまでよりも音が良くなった!」という事になっているのです。
最近音が良くなった理由は3つあると最初に書きましたので、3つ目は次回の『新・お客様の質問にお答えして』で書き込みたいと思います。
信号待ちで撮りためた写真をちょっと紹介します。
まずはそんなに強い風ではないのですが、ある日の信号待ちで標識が向かい風で手前に動いていました。
反対側に動くと見えやすくなるのですが。向かい風だと見難くなります。
次の交差点ではバングシー展のPRのために屋外広告が出ていました。
今この手の看板は空きが多いので、ありがたい広告でしょう。
『天才か反逆者か』と書いてありますが、自分は天才か変わり者かと思います。
次は懐かしい車に懐かしいボックスタイプのスピーカーが付いていました。
昭和の終わりから平成の初めぐらいはこの手のボックススピーカーをリアトレイに付ける事が多く、これはTS-X22だから小さいサイズで、数字が大きくなって66とか77になると後部座席の背もたれの上の方にスピーカーの下が当たるのを、無理やり押し込んで付けていた様な気がします。
値段の割に音が悪くて、しかもそのうちフロントスピーカーにお金をかけて、リアはおまけ程度になってから、ボックススピーカーはカーオーディオの主導権を失ってしまいました。
というよりもうちのお店は早くからフロントスピーカーに力を入れる方に力を入れていたので、ボックスタイプは取付に時間がかけられない量販店用的な存在で、費用対効果が悪かったので90年代の後半に消えてしまいました。
続いては信号待ちで前に止まったトラックというか、これはダンプカーでしょうか?
反射板らしき所にテープで人の顔の様にしている様な・・
確かに怒った様な顔に見えます。
左はスマイルにも見えますが、無表情にも見えます。
あれっ?コードが見えるから反射板ではなくて、バックライトでしょうか?
最後は某自動車ディーラーの窓に貼られた『大商談会開催中』の文字です。
こういうのに引かれて中に入る人もいるんでしょうけど、自分はドン引きで逆に入らないかな?
以上信号待ちで何となく撮影した写真でした。
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