今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のジュークです。
以前のお車から移設して、長年お使いだったデッキが補修パーツが無くなって修理出来ないという事で、取り外してカロッツェリアのCD・DVDプレイヤーに交換する事になりました。
リアにアンプが付いていて、ピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルで音信号を送っているので、RCAのアウトが付いているモデルを選んでいます。
スピーカーはフロントドアに片側3層のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
ツイーターはJBLの508GTIの物を使用して、スタンドを使って純正の内向きのツイーター位置とは明らかに違う角度で、本来の音楽の音色に近いサウンドを表現しています。
ラゲッジの下にはナカミチのPA-1002Nのアンプが付いていて、スピーカーケーブルはサウンドピュアディオのPMBの最高級ケーブルを使用しています。
この組み合わせは以前DEENのボーカル・池森さんが使われていたシステムにかなり近くて、DEENのファンのお客様が池森さんと同じ様なシステムでという事で購入された物を移設して使われています。
もうナカミチの新しいデッキは無いので、カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーを取り付けましたが、お客様が気になるのは前のデッキよりも音質が下がるのではないかという所で・・
そこで購入から10年以上が経過したピュアコンを最新の物に交換して、以前の状態と同じかそれ以上のクオイリティーで音を表現出来る様になりました。
デッキの交換後にまずタイムアライメントを全てゼロにして・・
イコライザーを2カ所1クリックづつ動かして、最も生音・生声に近い状態にセッティングしました。
お客様はコロナの影響で職場からコンサートなどには行かない様にという指示があって、ここ2年の間に行われたDEENさんのコンサートには行く事が出来ず、今回の取付作業も職場の許可を得て長崎県からお越しになったという、良い音楽を聴くのにかなり苦労をしないといけないという時代に、精一杯池森修一さんの声に近い様に心がけてセッティングを行いました。
お客様が最後に行かれた時のライブのアルバムが車の中に入っていて、早く次のライブに自由に行ける様になればいいなと、心から思いました。
ただ過去にはサウンドピュアディオのユーザーで良い事もあって、47都道府県ツアーの時に長崎県に池森さんが来られた時に、コンサート終了後に少し池森さんと話す事が出来た時に、「自分はサウンドピュアディオで池森さんのシステムに近い物を付けてもらっています。」と話されたそうで、事前に自分が「長崎県から池森さんのシステムに近い物を付けたいとお客様が来られました。」と伝えていたので、「あー、あなたがその方ですか。」と自分の存在を認識してもらえたと喜んでおられました。
サウンドピュアディオはカーオーディオ業界のトレンドの音とは全く違う音造りをしているので、まるで変わり者か変人みたいな扱いですが、実はボーカリストのファンの方からしたら、本人に会って生の声を確認しているので、とても心強いショップとなっています。
Posted at 2021/11/29 10:33:27 |
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