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カンヌで審査員特別賞を受賞した話題の映画『そして父になる』の先行上映が一昨日からだったので初日にレイトショーで観てきました。

もっと混んでるかと思ったんですが平日のレイトショーだからなのか１番大きいスクリーンでの上映にもかかわらず観客は十数人しかいませんでした（＾＾；

カンヌ映画祭での様子が冒頭に流れた後に本編スタートでした。

ストーリーは福山雅治演じるタワーマンションに住むエリートサラリーマン夫妻とリリー・フランキー演じる町の電気屋夫妻の子供が取り違えられていたことがわかり、その後のお互いの家族が苦悩しながら物語は進んでいきます。

どうするか悩みながら何度か家族同士で会い、そのご子供を週末だけ本当の親の元に返してみたりします。　子供は小学校に入学前の６歳で、６年間育ってきた環境が違うために何かとうまくいきません。

６年間一緒に暮らしてきた時間を取るのか、それとも実の親子という『血』を取るのか悩みます。

観る人がどんな環境で育ってきたかによっても感想が違うと思いますが、もし自分ならどうするのか？　ちょっと考えさせられました。