酒と車

どちらも好きである。
というか、大好きといった方が良いか？
しかし、どちらも接し方を間違えるととんでもないことになる。
そう、福岡のあの痛ましい事故である。
高速での事故以来、厳罰になったはずの飲酒運転が一向に減る兆しが見えない。
そればかりか、飲酒で事故したらそのまま逃げた方が刑罰が軽くなるのでひき逃げが増えてしまう始末。
いったい日本はどうなっているのか？

確かに昔はよく飲酒運転はしていた(すいません）
それも、今から思えばよくあれだけの距離を事故も無く帰ってきたものだと思う。
それもひどいと月に数回。
刈谷から名古屋まで３０分だぁと馬鹿な自慢をしていた。
今から考えればひとつ間違えれば人生が変わっていたかもしれない。
単に運が良かっただけだろう。
もう今となっては恐ろしくて出来ないし、回りの人間にもさせることは出来ない。

しかし、そういった感覚の人が意外と少ないのも事実。
自分だけはいいだろうとか、ゆっくり帰るからいいとか、十分休憩したからとか
自分の都合で物を考え出したらもうだめである。
特に自営の方はその傾向が強いような気がする。
確かどこかの国はいったん飲酒で事故をするとそれ以降、
車にある装置を強制的に付けさせられ、
アルコールを呼気に検知すると車が動かなくなるといったもの。
そんなことをしないといけないのは情けない限りである。
家でゆっくり飲みたいだけ飲めばよい。
もしくは行政も含めて公共交通機関もしくはタクシーなどを安く利用できるようにすればいい。
要は何が重要かである。
どうしても飲みたい人がいるなら飲んでも問題が無いように考えるだけの話。
痛ましい事故がおきないと行政も動かないようでは情けない。
それ以前にドライバーの自覚をもっとレベルアップさせないといつまで立ってもこんな事故は減らない。
なくなられた３名のお子さんの冥福をお祈りします。