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先週のいなべＯＦＦの帰りに有志で鈴鹿まで足を伸ばし
ポルシェセンター鈴鹿へお邪魔してきました。
目的はＮＥＷ９１１の試乗です。
ご存知の方も多いと思いますが、今回ＴＹＰＥ９９７は
大幅な改良をされその目玉が直噴化とＰＤＫの採用です。
直墳化に関しては３．６Ｌのノーマルカレラと３．８ＬのカレラＳが
ラインナップされそれぞれ３４５ＰＳ、３８５ＰＳとＮＡでありながら
ほぼリッター１００ＰＳを実現しています。
ＰＤＫに関しては今をさかのぼること２０年以上前、レースシーンにおいて
耐久レースカーのポルシェの９６２に試験的に採用された技術であり、
ＤＳＧが最も早い市販車への採用だったわけですがその技術の基礎はポルシェが
築いていたわけです。

前置きにこの辺にして、今回試乗させていただいたのはノーマルカレラですが
スポーツクロノパッケージ付でしょうか？
ダッシュの上に例のストップウォッチが鎮座しています。
早速エンジンをかけさせていただき試乗に赴きましたが
なんと今回はＢｅｅさんと２名での試乗で、さすがＰＣ鈴鹿さん太っ腹です。
メインストレートを外れて田んぼのなかの一本道をテストルートに選び試乗です。
さすがに３．６Ｌもある排気量、普通の運転では思った以上に早いシフトアップです。
たいしたシフトショックも無く、まったく普通に走れます。
シフトダウンもショック無くいけますが、試乗車固有の問題か
１速へのシフトダウン時にちょっとしたノイズが気になります。
バックラッシが大きいのでしょうか？結構気になる音でした。

今度はフルアクセルに近い運転をしましたが、限られた条件でしたので
それなりの運転ですが、はっきり言ってめちゃくちゃ早いです。
オートモードではレッドゾーンまで回って間髪いれずシフトアップ！
音がこれまた魅力的です。
Ｍモードは慣れないうちはなかなかうまくチェンジできませんでした。
結構パドルのストロークは大きく感じましたが、押してシフトアップ、
引いてシフトダウンはちょっと違和感ありです。
自分のＢＭは逆ですので、ここら辺は統一してほしいですね。
Ｍモードの場合はレブまでまわしても自動的にシフトアップせず
レブリミッターが入ります。
まだ１００Ｋｍほどしか走っていない試乗車でしたが
特にエンジンの回りは硬い感じはしなかったですが
足回りはノーマルでも結構硬めで突き上げがきます。
さらにスポーツモードに切り替えると、これはちょっと普通の方には
厳しいくらいの乗り味です。
Ｂｅｅさんもおっしゃってましたが、これだけ走ればターボはいらないよ！
と思います。
１２３７万というマンションが買えそうな値段は（試乗車はさらにスポーツクロノパッケージですのでいくらでしょう？）
自分には到底購入できませんが、何年か経って市場に中古車が流れてきたときには
結構おいしいかもしれませんね。

こんなところで今回は締め切っておきます。
ＰＣ名古屋でも一度落ち着いて試乗してみたいもんです。
Ｍ３のＤＣＴと乗り比べてみたいですね！

あ、すいません。
表題の回答が無いですね。
最新のポルシェは最良か？
当然普通の人にはイエスです。
でも自分のような偏った思考の人間には
物足りなさが残るのも事実です。
少なくともずっと持っていたいと思わせるような記号性というか
希少性のあるクルマではないですね。

でも、ものすごくいい車であることに間違いは無いです。
さすがポルシェの出す車です！