なんで突然こんなものが出てきたかといいますと。
例の
格納庫ジオラマの小道具として架空戦闘機を置きたいなというのがありまして。
宇宙世紀モノにはちょっと世界観の親和性がビミョーなんですが、アナザーガンダム系ならまぁイケるんじゃね?という打算w
本当はAce Combatの架空機、その中でもXFA-27やノスフェラト(CFA-44)、ワイバーン(X-02)辺りが欲しかったけど、
超プレミア爆騰中。(´д`|||)
定価の3倍どころじゃない。ノスフェラト(の塗り分け済みバージョン)やワイバーンなんか4~5倍…
手のひらサイズのヒコーキプラモに1.5万て…
おまいら大丈夫か!? 正気になれ!!((( ;゚Д゚)))
ファルケンは比較的安めで出てたけどアレは要らんw
…となると…
1/144スケールで架空戦闘機というと、後は雪風しか無いんですよw
しかもこっちはふつーに定価で売ってるw
(ただしメイヴ/レイフに限る。スーパーシルフはやっぱり欠品高騰)
デザイン的にはAC機の方が好みなんですが、背に腹は代えられぬ。(´-ω-`)
ポチッ。(`・ω・)σ
ちょうど、装備が多い「最終決戦仕様」というバージョンが再販されたタイミングだったらしく、上手いことソレをゲット。(・∀・)
で、
格納庫のレイアウトをあーだこーだ考えていると、置き物のサイズがわかっていないと細かい部分を詰められないので、先にヒコーキを作る事に。
久し振りに “ふつーのプラモ” を触ったわけですが…
ちょっとガンプラ弄れるようになったからって調子乗ってるとスパーンと頭叩かれます。
「アホには作れねぇぞ」と書いてあるwww
ガンプラは、何も考えずに先に全パーツ切り出して仮組みしてからでも割りとどうとでもなる様な所がありますが、
頭で3D構造考えながら作れよ、と説明書に書いてあるw
そしてね、ガンプラが一番甘やかしてる所。
ふつーのプラモは
接着剤要りますw
ポックリ忘れてニッパーとヤスリだけ持って箱開けて、最初の3パーツくらい切った所で( ゚д゚)ポカーンと手が止まりましたわw
これさ、
完全にアレと一緒やん。
全く同じですやん。(´Д`)
本来出来て当たり前の事が出来ない人が増えていく。
自分が “そっち側” に立つとは思わなかったから、いい勉強になりました(何)。
ガンプラというぬるま湯に浸された軟弱モデラーへの洗礼はまだまだ続く!w
老眼、死すべし!!
と言わんばかりのこの小ささw
ワタクシはまだ全然見えてるんで3色塗り分けましたが、これは確かに歳取ったら出来ない趣味ね…
ゲート跡ヤスるのも大変でした。
ゲートと言えば、
薄刃ニッパーでないと刃先が入らず切れないようなゲートもあり、
技術面のみならず、持っているツールの水準という面でも、モデラーとしてまぁまぁのレベルが求められるw
ガンプラがいかにイージーかって話www
最近の入門用キットなんか「ニッパー不要」まで謳ってますからね…ドーナンソレ
とか言ってたらもっと小さい細かい部分が登場。
うんうん。翼の角度を変えたい場合は部分的にカットして回転軸化しろって事ね。
いや!www
無理!wwwww
「この部分をカットすることで」とかサラッと言うなしw
手前はまだ良くても、奥側とかそもそもどうやって切んねんw
やるならヤスリで削る方が現実的ね…
いや…ね…
この精度で、バリも殆ど無いキットというのは驚異的な技術レベルだと思いますよ!マジで。
モールドもめっちゃ細い&浅いし。
この金型&成形技術マジで凄い。プラモっていうより、もう工芸品。
でも人によってはルーペとジアゼパム必須レベルw( ̄▽ ̄;)
作りたくても作れない人居るんやろうな。
え?
で、どうしたかって?( ゚д゚)
勿論、無加工 ノーマル状態で組ませて頂きましたwww (`・ω・´)キリッ
ガンプラの常識感覚では考えられない部分がまたここにも。
↓これはエンジンノズルですが…
右が組み上げた状態。
箱状に閉じ合わさって、中身はほぼ見えなくなります。
なのに、
見えなくなる部分に、わざわざ別パーツにしてまでディティールを作り込んである。
(その見えなくなる中身をわざわざ塗装したワタクシもワタクシw)
ガンプラだと見えない部分は手抜きが当たり前w
そういう拘りの作り込みを見ると、
こちらも頑張って塗り分けしたくなります。
コクピットの中を4色塗り分け。
モノコック:黒
シートバック:茶
コンソール:緑
ディティール:金
で、それを覆うキャノピーは元は完全透明ですが、スモークを噴いてみた。
…蓋したら中の塗り分け見えにくくなるw
ほんで、
恒例の、毎回ナニかしら新しく挑戦している要素。
今回は
スプリッター迷彩 です。
迷彩色のバリエーションの一つ。
『スプリッター(splitter)』はドイツ語である(なお、発音は「シュプリッター」の方が近いとされる)。
英語では『スプリンター(splinter)』となる。
どちらの単語も「破片」という意味。
なお、splitterという綴りの単語は英語にもあるが、そちらを使用するのは間違いである。
不規則で生物的な曲線が多い普通の迷彩と違い複数色の多角形を散りばめたような直線的な模様をしており、無機質な印象を与えやすい。
もちろんこれも軍事技術の副産物であるが本来の迷彩の用途である擬態を目的としたものではない。
元々高速で移動することから視認が難しい戦闘機に用いられた技術で、「破片」を意味する名称が示すように、色のパターンを不規則に散りばめることで敵から接近する機体の形を捉えづらくし、形状の把握を遅らせる効果がある。
そのため本来スプリッター迷彩はほぼ航空機用の技術なのだが、単純にかっこいい、直線的であることからマスキングテープを使えば他の迷彩よりもパターンの作成・塗装が容易な点から航空機であるかないか問わずミリタリー系を好むモデラーやデザイナーからは非常に人気の高い迷彩でもある。
出典:ピクシブ百科辞典
ファッション等で一般的にイメージする(陸軍的な) “迷彩柄” と違い、
直線で描かれた幾何学模様の迷彩。
“隠れる” 為ではなく “認識をバグらせる” 為の迷彩。
↓これがわりと解りやすいかと。
背景の空との迷彩効果で、機体の輪郭や表裏がわかりにくい。
迷彩塗装も遅かれ早かれチャレンジすることになる課題なので、まずは簡単なヤツから挑戦。(`・ω・´)
と、いうのはタテマエで…
実は
単に
Ace Combat 04 の “Yellow13”
この色に塗りたいだけですw
というわけでせっせとマスキング。(`・ω・´)
マステの一辺にランダムな多角形の切り込みを入れ、
同様のマステ2~3枚で囲って柄を作る。
この切り込み面=塗装の境界 の接着面を指で触らないこと。指の脂で粘着が弱くなり、マステの隙間から塗料が滲む原因に。同じ理由で極力貼り直しもしない。
2色の柄を1巡ずつ塗った後の図。
まだ隙間が多いのでもう1巡塗る。
さて、ここが思案どころ。
もう少し隙間を埋めたくもあるけど、これ以上増やすとゴチャつく気もするw
足し算するのは簡単やけど、引き算はめちゃくちゃ手間が掛かる(というか、ほぼ最初から全部やり直しw)
なのでここはグッと我慢…w
翼端の黄色を塗って…
我慢出来ずに組んでしもーたw
黄色中隊カラー かっけぇぇぇ!(;´Д`)ハァハァ
ちなみに、サイズ感はこんなん↓です。
エーット…
要は例の可能性としてぇ…
Yellow13
ナニを隠そう、ワタクシのハンドルネームの元ネタでありますw
Yellow13には更に元ネタがあり、
WWⅡのアフリカ戦線でメッサーシュミットBf109を駆ったエース、ハンス・ヨアヒム・マルセイユ、通称「黄色の14」がモデル。
マルセイユのBf109は砂漠カラーのブラウン基調だが、
Yellow13の塗装は、Bf109の標準的塗装↓のオマージュである。
…というヲタク知識をサラッと言えるくらいには重症ですw←
まぁ…Yellow13の柄は、分類するならばスプリッター迷彩ということになりますが、
迷彩効果的にはあまり意味が無さそうな柄。しかも、腹は黄色一色という、兵器としてアリエヘン配色w
所詮ゲームですからw カッチョ良さやアイコン性優先のデザインですw
んで、
塗装出来たのでデカールをペタペタ貼るのですが…
これがまたチッせぇんだわwww(´д`|||)
小さすぎて、綿棒で押さえて水分を抜く工程が不可能。
位置が決まったら触らずに自然乾燥を待つしかない。
でもそれだと、デカールとプラモ表面との密着が甘くなり、乾燥した時に段差が出てしまう…
もう、しゃーないけど。(´-ω-`)
下手に触ると綿棒の方にくっついてしまって台無しになるので…
そんなクソ小さいデカールもだいぶ頑張って貼りましたが、
途中で、今まで使っていた200円くらいのピンセットでは無理!と思って、より高精度の1,300円のエエやつに買い替えました。
やはり “一定レベル以上のツール” が要求されるキットですわ…(´゚ω゚`)
更に、いつもはそこまでやっていなかった、
デカールを貼るために “艶出しクリアを噴く” という工程まで追加。
艶出しクリアは粒子が細かく、表面がツルツルになるのでデカールを滑らせやすくなります。一度置いた後の位置調整がやりやすくなる。
(逆に艶消しクリアは表面がザラザラになる。けど、普段のガンプラなら艶消しの上からでも特に支障無くデカール貼れてる…)
まぁ…ソンナコンナデ…
完成(・∀・)
ガンプラよりモールドが浅くて、いつもどおりのスミ入れでは上手くいかず。
それでも腹側は足掻いてみたけど、メインの背中側は汚くなるだけな気がしたのでノータッチ…
あと、頑張って塗り分けたコクピットは、閉じ合わせる時にキャノピーの内側に接着剤が垂れてしまい、曇って中が見えなくなりましたw(爆)
もひとつ言えば、
翼端の黄色と、機体番号の数字デカールの黄色が彩度が違いすぎてなんだかなぁ。ブツブツ(´-ω-`)
でもま、イメージ通り
Yellow13カラー に塗れたので満足満足♪(・∀・)
これで、格納庫ジオラマの中に更にヒコーキ用の小さい格納庫区画を作るという次のプランへw