インジェクター廻りのゴムパーツ交換
カテゴリ : エンジン廻り > エンジン >
調整・点検・清掃
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
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作業 | DIY |
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難易度 | ★ |
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作業時間 | 3時間以内 |
作業日 : 2014年06月10日
1
ことの発端は、時々ガソリン臭が鼻をつくことだった。
実は、これは4年前この車をゲットしたときから気になっていたことであった。
燃料ホース系統に漏れがあると怖いな、と思ってタンクから下回りをたどっているうちに、ドライブシャフトのブーツの破れを発見したほど、問題意識としての歴史は古い(笑)
また、数日放置してからの、エンジンのかかりの悪さも前から気になっていた。なにか、燃料管が空になっていて、だんだん満ちていく?・・・初爆がなかなか来ない。初爆がくれば落ち着いてまわっているので、そんなイメージを持っていた。
エアクリーナを取り外せば、すぐに作業対象にはたどり着ける。
2
インジェクターを燃料供給管ごと撤去。対辺10mmのボルト2本だけでインマニに止まっている。
インジェクターの座(吸気管側)のゴムがだいぶ劣化しているのは、一目見てわかる。
3
インジェクターは、意外に自由にゴムで支えられている。
4
一番上流に「Oリング」
インジェクターを上から与圧を与える「ラバー、インジェクタ」
噴射側の座になる「シールOリング、インジェクタ」
の3つのゴムで支えられている。
5
新しい部品は、座のシールがつばのない単純な形に変更になっていた。
性能には全く関係ないと思うが、インジェクタの外観をきれいに磨いてやった。
3時間以内と表示しましたが、作業の割合多くの部分が機能回復には意味のないお掃除(笑)
6
エンジンの熱の影響を受けるのか、下流ほど劣化が激しい。
これを替えたからって、何かが目に見えて調子よくなりそうもないが、精神的には替えて正解だったかも。
しかし、車というものは一体いくつのゴムに支えられているのだろうか。
そういえば、スバルにここの部品を発注したら、可及的速やかに手配してくれた。放置するとやばい部品?なのを、プロは知っているのだろうか。
4気筒分全部でも1,200円程度であった。
7
新しいゴムに支えられたインジェクタ。
空の燃料管を満たすにはさぞかし長いクランキングがいるだろうと覚悟していたが、いつも長めに放置したとき程度のクランキングで目覚めた。
これからもよろしくガソリンを霧化し続けておくれ。
とはお願いした(笑)が、さして何かが良くなると期待もしていなかった。
しかし、なんだかエンジン回転の行儀が良くなった気がする。それは、エンジンオイルを新しいものに交換した直後に感じる程度の、あの感じである。
アイドルのムラも今までも悪くは無かったが、更に安定したように思う。
そして・・・キャビンのガソリン臭さが無くなった。爽やかな空気だ。
きっと、少しずつ漏れて、HCとなって気化していたのだろう。
期待以上の成果が上がったように思う。
数日放置したときの始動性は、また放置したときに追記してみたい。
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