ステアリングのセンター出し（覚書）

せっかく革巻きステアリングに交換したのに。。。

直進の時のステアリングの姿勢は、おおよそこんな感じorz

ステアリングを抜き差しして、スプライン一山単位でベストな位置のつもりでこれだ。

仕方ないから、タイロッドで調整する。
おっ、この車、ストラット（タイヤの首振り中心軸）より前方にタイロッドがある。

左にずれた状態で直進するステアリングをセンターにすると、左右のタイヤは右にずれる。

トーインとかいろいろあると思うが、単純化して

これを直進にするためには、運転士側のタイロッドを縮め、助士側のそれを同量伸ばせばいい。

間違うと大変だから・・・。
運ち、延助交際と覚える
f(+_+)☆＼(-_-#)

いままで付き合ってきた車はみな、ストラットより後ろにタイロッドがあったので、よく理解してから作業に。

元位置を印しておいてから、ロックナットを緩める。
パイプレンチと19㎜スパナの柄を、握力測定のように握りしめると自分の場合、もちうる8割の握力で緩む。
パイプレンチを使うと、噛み跡が残る。だから、あまりやりたくない。

運転士側は、今回縮める。
どのくらいにするか。
VIVIOの時の勘から、
タイロッドの六角形の3カド分（つまり半周）。

タイロッド自身 対辺13mm
ロックナット　 対辺19mm
回り止め二面幅 対辺19mm

こちらは、助士側。

今回、助士側は伸ばす。
分量は運転士側と同じ３カド分。

左側の縮めと右側の伸ばしを同じ量にすれば、一応サイドスリップには影響がないと考える。

ロックナットを締めて・・・ここのしめは重要。陸運局の検査でも必ず打音検査を受ける。
そして、試運転。

うーん、今度は若干センターより右で直進。３カドでは修正しすぎか。
調整前ほど分量としてはひどくはないが・・・。

メンドクセーけど、もう一度。
運転士側はさっきより１/２カド伸ばし。
助士側は１/２カド縮め。

都合、初期状態より
運転士側　2.5カド縮め
助士側　　2.5カド伸ばし

おお、これで完璧。（本当は新品タイヤでやりたい）

作業後、先輩諸氏のブログを見ていると・・・工賃2,000円位でやってくれるところもあるみたいだなぁ。