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南砺龍吉のブログ一覧

2017年08月22日 イイね!

北米日蝕半日後の太陽Ha像

表第の通り↓アメリカ皆既日食終了約半日後の太陽Hα像(彩層、紅炎)全体画像↓

日本では日蝕終了後約3,4時間で太陽が上り始めているが、運悪く午後まで天候に恵まれず、半日余り経った夕方5時近くになってようやく撮影できた。↓太陽西側半分トリミング↓

↓太陽東側半分トリミング↓

(既に気付かれてると思うが)アメリカ皆既日食行を見送った代償として太陽Hα(水素輝線)専用望遠鏡LUNT60THaを入手した。/一番肝心の太陽コロナは見られないが、プロミネンス(紅炎)や太陽光球面(黒点や白斑など可視光で見られる太陽表面)外側の彩層と呼ばれる水素輝線Hα光で見られる薄い表層の様子を常時観察できる。/目視観察ではパッと見だと赤い太陽面※なのだが、よく見ると太陽周縁全体にわたって細かな刺の如く紅炎が突き出ていて、のっぺりした表面ではないこと、その紅炎のいくつかはピュっと内部コロナ層まで突き出ているのが分かる。さらに太陽本体も赤く塗り潰されているのではなく薄く淡いながらも表層全体にわたって濃淡がシワシワ模様になっているのが分かる。※Hα光は、極めて波長幅の狭い単色光です。上に書いたように目視では全体に赤く染まって見えます。※元々CCD画像は白黒L画像です。目視での印象を表すために周縁プロミネンス部分は主に赤色強調、本体彩層のシワシワ模様はオレンジ基調で赤色が影になるように擬似カラー処理しています。太陽本体がオレンジ橙色をしてるわけではありません。
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晩は観察会で隣県羽咋市へ出る予定があり、「ひょっとして晴れるかも?」と思い初めてLUNT太陽専用鏡を野外へ持ち出すことにした。↓早くに現地到着し、西低空だったが雲間から太陽が顔を出したおかげで助かった。

太陽専用鏡に対物フード不要だが、第三者が対物レンズを覗き込んだり手を入れ触られたりすると困るので、望遠レンズ用フードとダンボールを使って野外用フードを自作した。↓伸縮マジックバンドでLUNT鏡筒先端部に固定↓

撮影は遊星(惑星)用CCDカメラを利用するため、カメラ制御用に野外ではあるがノートPC必須となる。周囲が明る過ぎてモニター画面が見辛く困った(何か遮光対策する必要あり)が、同焦点アイピースを作っておいたおかげでピント合わせは出来た。

また、しばらくの間(1〜2時間程度)であればノートPC内蔵バッテリーだけで問題なく動作することも確認できた。この組み合わせで毎秒30コマ(30fps)動画撮影(超高級機を除くデジカメ高速連写にも勝る)可能なので、例えば国際宇宙ステーションの日面(彩層面)通過や月面通過に遊星用CCDカメラを利用できる目処が立った。
【データ】8/22太陽Ha@羽咋市/FireCapture v2.5 Settings/Profile=Sun
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Telescope=LUNT60THa/Camera=ASI178MM/Filter=L/Filename=2017-08-22-0746_6-L.avi
Date=170822/Start(UT)=074636.226/Mid(UT)=074641.234/End(UT)=074646.242/Duration=10.016s
Framescaptured=306/Filetype=AVI/ROI=3096x2080/ROI(Offset)=0x0
FPS(avg.)=30/Shutter=0.600ms/Gain=225(44%)/USBTraffic=100/Gamma=77
Limit=10Seconds/Sensor temperature=44.1°C
=========================================
【往路】
自宅~(一般道)~石動~(R471)~羽咋/約60km,1時間余、
【復路】
羽咋~(のと里山海道)~内灘・白尾~(山側環状)~森本~(R304)~福光~(一般道)~自宅/約70km,1時間
Posted at 2017/09/06 19:39:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 石川県 | 日記
2017年06月18日 イイね!

6/17Johnson彗星@黒部

昨夜(6/17)は黒部市吉田科学館の定例観察会だった。観察会では、やはり南東天に上り始めた土星が人気だった。/残念ながら気流状態今一つで、暗くなる頃には南中過ぎている木星も含めて遊星撮影はパッとしなかった。
観察会終了する頃、雲の切れ間が広くなったので、科学館前広場でC/2015V2ジョンソン彗星を撮影した。↓(長辺方向トリミング)

↓同、等倍トリミング↓

画面上が北方向。ここ最近の観察では8時方向にイオン尾が淡く伸びているらしいが、街明かりの影響もあり0時半〜1時方向のダスト尾を捉えるのに精いっぱいだった。
↓撮影中のステラショット画面↓

↓撮影中の機材↓(鏡筒背中の黒いのがMGEN100ガイダー)

↓MGENガイダーの画面↓

↓吉田科学館前広場↓お客さんが帰って閑散とした中で同彗星を撮影した。

左:彗星撮影用WO-Star71鏡筒&EM10/右:遊星撮影用Mead178MC&ADVX
【データ】6/17Johnson彗星/2017年6月17日21時51分〜(60秒22枚)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/EM10赤道儀(SSone改,MGENガイド)@黒部市吉田科学館前広場)
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【往路】自宅‐砺波‐高岡‐(R8)‐射水‐富山‐水橋‐滑川‐魚津‐黒部
全て一般道を利用。約88㎞,2時間余
【復路】黒部‐魚津‐滑川‐水橋‐岩瀬‐呉羽‐小杉(射水)‐高岡(中田)‐砺波‐自宅
全て一般道を利用。約87㎞、約1時間40分
帰りが早いのは夜間点滅信号が多かったことによる。距離的には自宅からだと富山市中心部をまともに通過するルートが最も近く、おそらく片道80km程度になると思われるが、さすがに県都横断は信号多過ぎて時間の無駄。/往路は高岡まで出てからR8に乗るのが無駄で、復路は工事による通行止めが災いした。
Posted at 2017/06/18 14:04:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富山県 | 趣味
2017年05月20日 イイね!

5/20木星@黒部

昨夜は黒部市吉田科学館の定例観察会(天文教室)があった。その会場で撮影した木星画像↓5/20晩の木星@黒部↓
【1】UT1112

【2】UT1137

【3】UT1153

【4】UT1154

【5】UT1200(=JST21h00m)

【6】UT1201

【7】UT1208

【8】撮像中のFireCapture画面

【9】16bitSER動画をスタック中のAS!3画面

【10】AS!3から引き継いで初期処理中のRegistax画面

※木星画像は望遠鏡視界と同じ「逆像」表示です※
移動しての観察ということで久しぶりにMead178MC(7吋マクフトスカセグレン望遠鏡)で撮影した。口径小さい方が上空大気状態の影響を受けにくいことを改めて実感した。気流状態は並み(普通)だったがそれなりに細部まで表出してきた。ただ、初期処理画面では微細に見えていたのに出来上がりはイマイチ、イマニ。木星自転補正(デロテーション)へかける以前の課題が残っていそうだ。
【共通データ】2017年5月20日20時12分〜21時08分頃/Mead178MC,X2Barlow/ZWO ASI224MC(Gain300,Gamma50,18ms)80秒、約4000コマ中25%〜50%を抽出/ADVX赤道儀@黒部市吉田科学館前広場
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【行程】今回は往復とも一般道(往路:2時間半、復路1時間40分)
自宅⇔砺波⇔高岡⇔射水⇔富山⇔水橋⇔滑川⇔魚津⇔黒部(片道約90km)
Posted at 2017/05/21 18:43:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富山県 | 趣味
2017年04月16日 イイね!

4/15黒部観察会に復帰

昨日4/15,黒部市吉田科学館の観察会に復帰した。年明けから別用と重なり欠席していた。透明度は今一つだったが好天に恵まれた。ちょうどISS国際宇宙ステーションが頭上付近を通過する日と重なり、早めに観察会場へ到着し迎撃を試みた。↓結果、悲惨な結果だったので画枠を小さくして載せます。(^_^;)↓
iPhone7でタイムラプス

←iPhoneを手提げカゴに寝かせて撮影
 (途中でカゴに接触したらしい)

↓7吋マクカセで迎撃するもブレブレ↓


←by 7吋マクカセ
 両側のパネルに日が当たってる
 らしいが、、、??
↓左:ISS迎撃と木星拡大用7吋マクカセ/右:彗星撮影用71mm,F5屈赤↓

メラメラ木星・1

メラメラ木星・2


←41P/タットル・ジャコビニ・クレサック彗星
【データ】
2017年4月15日21時23分〜(30秒22枚)
EOSkissX7(ISO1600,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)
セレストロンADVX赤道儀放置追尾
@黒部市吉田科学館前広場
※載せるのがはばかられる画像が目につくが、まあ、記録ということで。(^_^;)
直近の観察では、41Pの動きは次第に緩くなり=地球から遠ざかり、同彗星より離れている=動きが目立たないJohnson彗星の方が明るくしっかりしているという印象だったが、この晩に限ってはJohnsonよりも写りが良かったという印象だった。小規模バースト??
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【行程・往路】
自宅→(一般道)→砺波(高岡砺波SI)→(北陸道)→黒部IC→(一般道)→吉田科学館<約1時間10分>
【復路】吉田科学館→(一般道)→黒部→魚津→滑川→水橋→岩瀬→(R8)→高岡→(一般道)→砺波→福野→福光→自宅<約1時間40分>
往復走行距離約190km
Posted at 2017/04/16 13:13:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富山県 | 日記
2016年10月16日 イイね!

10/15月齢14.4携帯撮影@黒部

昨夜10/15は黒部市で定例観察会。好天に恵まれ参加者も多かった。始まる前に高倍率ズームコンデジで撮影した月齢14.4の月↓

↓観察会の傍ら、望遠鏡の接眼部に携帯カメラを当てて撮影を試みた↓
【1】
【2】
最初の画像を撮った場所で(遠景)
携帯カメラ撮影に使った望遠鏡(口径8cm,F15屈折)
望遠鏡のアイピース(接眼鏡)視野全体が携帯カメラの写野全体に広がっていない。=どうもアイピースとの相性が宜しくないらしい。もう少し試行錯誤する必要がありそうだ。
【データ】月齢14.4/2016年10月15日18時34分/PowerShotSX50HS(1/1600秒ISO800,JPG)/ズーム望遠端215mm位置F6.5/手持ち半固定@黒部市内
==============================================================
往路・復路とも一般道を使ったが、特に往路R8は通常土曜日よりも混雑していて時間を要した。ただ、R8高岡→富山間は立山連峰を眼前に見ながらのドライブで気持ちよく、退屈しなかった。帰路は夜遅い時間だったので順調に帰宅。
Posted at 2016/10/16 17:17:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富山県 | 日記

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「低気圧接近、月齢12 http://cvw.jp/b/1792795/42965578/
何シテル?   06/16 18:05
星見に出かけるための「脚」としてエクストレイルを使っています。 □一番気に入っているのは、  ◎後席をたたむと、足を伸ばして仮眠できること  (これ↑に尽...
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