
デビュー時から気になっていて、試乗車があれば。とお願いしていたところ、スタッドレスタイヤへの履き替えのタイミングでお借りすることができました。
自宅での車庫入れも試しつつ、約50分程近所を走りました。
G11 740i M Sportです。標準ボディでありながらリアシート・エンタテイメント・エクスペリエンスにサンループ、レーザーヘッドライトなどを装備したフルオプション仕様です。試乗しながらリアシートにも座ってみたい衝動に駆られます。
外観は、F11よりも一回り大きくボリューム感がありますが、モダンな感じでカッコいい。
乗り込んで見ると、デザインは好みとは違いますが、操作系はF11とほぼ同じ。メータがディスプレイ化されていたり、エアコンパネルがタッチパネルになっているなど、新しさを感じます。ジェスチャーコントロールも試しましたが、正直、無くても良いです。
スタートボタンオンで結構、勇ましいサウンドが聞こえてきます。走り始めると静かに聞かせるレベルになりますが、始動時は大きめの様です。最初にがっかりしたのがウィンカーの電子音、明らかに安っぽいのが興ざめ。ただ、降りるまで、これ以外のマイナスポイントは無かったです。
走り始めて最初に気づくのがクルマの軽さ。このサイズからは「軽快」と感じるレベルです。これがカーボンコアボディの効果なのでしょう。次に足回りの良さ。このモデルからMスポとスタンダードで足回りが共通の前後エアサスになった様ですが、スポーツモードでは良い感じで締まり、コンフォートモードでは、やや前後に揺れますが快適に過ごせます。更にアダプティブを押すと、アクセルワークやハンドル操作のスピードで変化する様で、もう何も文句を付けなくて良くなります。これだけで「新世代のBMWだなぁ」と感じます。
エンジンは直6、3リッターのターボなので、速いという訳ではないですが、踏み込むと粒の揃った吹け上がりと共に十分なレベルです。最近、3シリーズや5シリーズに乗ると、直4ターボやディーゼルのエンジンが真っ先に気になりましたが、このクルマはエンジンに意識が行かなくなり、足回りの良さが際立ちます。
走行コースは中低速のコーナーが続く道を選んで走ったので、高速域は判りませんが、街中やワインディングは、思った通りに車を動かすことができ、実際よりもボディーが小さく感じられ、F11と同じ様に走ることができました。
このクルマ、久々に「欲しい」と思いました。エンジン、ボディ、足回りのバランスが素晴らしい。
勿論、日常用途には適さない大きなボディーや高価過ぎて手が出ないのが現実ですが、F11よりも明らかに「進化」が感じられ、乗っていて「楽しかった。」のが正直な感想です。
もし、次期5シリーズ(G30)やツーリングから、同じ様な「進化」や「楽しさ」が感じられる様なら、心が揺らぐかもしれません。楽しみです。
Posted at 2016/12/18 23:47:50 | |
トラックバック(0) |
試乗 | クルマ