17日(日)は、茨城栃木デイラリーシリーズ最終戦「第3回ツールド鹿沼」へ弟とレックスで参戦してきました。
土曜日22時過ぎに自宅を出発。途中、2時間程の仮眠を挟んで、朝6時過ぎ、集合場所の鹿沼市粕尾コミュニティーセンターへ到着しました。
同じラリコン無しクラスで参戦のためぞうさん・大田さんコンビ、ラリコン有りクラスにナビで出場のかつみんさん達としばし雑談。
参加受付を済ませて、指示書、コマ図、ゼッケンを受け取ります。
今回のゼッケンはWRCのものと同じ感じにデザインされたカラー刷りのシール。
こういうもの一つでも雰囲気が出ます。
今回の車検でも、もうほとんど見かけることのない550ccレックスということで、チェック終了後は5、6名のオフィシャルさん達が「懐かしいなぁ、珍しいなぁ、このアンダーガードはジャスティスの?」と異様な食いつきぶり。
「この人もあの人も元スバルの関係者だし、昔乗っていたという人も多いからね。」とのこと。
車検が終わると私はさっそく助手席で指示書の内容を確認して、コマ図とにらめっこです。
久しぶりのアベレージラリーなので、いろいろ試し算して確認しながら電卓を叩きます。
何回やっても時間計算というものには慣れません。
さて、9時1分から参加車がコースへと出発していきます。
私たちは9時20分にスタートです。
OMCPまでの移動の途中、1回右折しそこねてミスコース。後続のランチアデルタさんに先に行ってもらいます。
コースは前回とはまた違っていて、新たに6~7km程の高低差がきつく眺めの良い林道が加わりました。
当然ノーチェック区間ではないので指示速度でゆっくり走りますが、6~7kmの距離を「CPまだか?」と20km/h以下で走るのは、ドライバーの弟にはなかなか堪えたようです。
午前の第1ステージは、ミスコース以外は特にトラブルなし。
減点116で上がりました。
新生ためぞうさん・大田さんコンビは快調。
大田さんは4CPの減点が腑に落ちないとの話でしたが、ためぞうさんは「気分良く走れているよ。」とのこと。
私たちも「今までの中では一番いいペースだな。」とコントロールシートを本部へ提出すると、その時点での最下位…。
すぐ上は減点99点。今回は参加者のレベルがアップしてます…。
お弁当を食べて気を取り直し、午後からの第2ステージに出発します。
午後最初の5CPまでは何事もなく通過。
CPを通過して、しばらく走っていきますが、次のコマ図にある分岐が現れません。
そこへシリーズ上位陣が逆走してきました。
「道を見落としたのか?でも分岐している所は無かったぞ?」
びっくりして、私たちも思わずUターン。
確認してみますが、やはり分岐は無く、再度Uターンします。
奥へとしばらく走っていくとようやく分岐が出てきました。
セレモニアルスタート地点となっていた廃校のグランドでは、コマ図の距離の誤記を巡って紛糾。
公式通知でこの先のコマ図からのスタート時刻を指定して仕切り直しとなりました。
しかし実際には、コマ図にある交差点の先でみな待機していて、もうすっかり訳がわからない気分。
しかし、投げ出す訳にもいかないので、待機地点を基準に計算をし直します。
しばらくしてようやく動き出したので、私たちも計算した時刻に合わせて再スタート。
以降はトラブルなく8CPまで進行。
最後、ゴール地点にある9CPに向かいます。
ゴールへ戻るまでにパスコンが入るので、時間の計算をし直し、ふと頭を上げると、コマ図上とっくに通過しているはずの交差点名。
また距離表記がおかしい箇所が見つかりましたが、どうしようもないのでコマ図の距離を前提に到着予定時刻を計算していきます。
結局、9CPは到着したところでキャンセルを告げられました。
混乱の第2ステージは減点125。
6CP、7CPでの減点が思ったよりもひどくなく助かりました。
最終結果は総減点241でラリコン無しクラス11台中8位。入賞はなりませんでした。
ためぞうさん・大田さんコンビは149点で6位となり、ためぞうさん念願の初入賞。おめでとうございました。
今更ながら、表彰式の時にカメラ借りて撮ってあげればよかったですね。
今回はいろいろなトラブルがあって、気疲れしたラリーでしたが、大きなダメージを受けることなく完走できた点は良かったかなと思います。
来年度はシリーズ参戦するかわかりませんが、やっぱり距離測定を何とかしないとこれ以上は厳しいです。
しかし、同じソフトで距離測定しているためぞうさん・大田さんコンビは、今回5ヶ所のCPを減点1桁台で走っているので、もっとやり方を考える必要もあるわけです。
アベレージラリー、まさにナビの能力テスト…。
このままドツボに嵌まっていくのだろうか…。