陽気が良くなってきたこともあり、日曜日は福井県敦賀市周辺をドライブしてきました。
初めは「気晴らしに外に出かけたいだろう。」と思い、母に声をかけましたが、そうしたら母が姉や弟にも声をかけたため、総勢4名でのお出かけとなりました。
私が運転しているので、行き先は廃線跡など。
最初にやって来たのは、旧北陸本線小刀根隧道。
珍しく先客が見えましたが、お互い邪魔にならないようけん制しつつ見物しました。
次は敦賀市内の金ケ崎城近くの駐車場へ。姉と母は「海が見たい。」と敦賀港方面へ。私と弟は廃トンネルへと向かいます。
旧金ケ崎隧道です。
フェンスが壊れてますね。ちょいとお邪魔いたします。
反対側に出てきました。
戻る道すがら、トンネル内で朽ちているスズキの大昔の軽四を2人でじっくりと眺めました(写真は撮りませんでしたけど。)。
ファミレスでお昼を食べて、今度は国道8号を北上。穏やかな敦賀湾を眺めながらのドライブです。
途中で山側へと道を登っていき、到着したのは旧北陸本線山中隧道。
今回は中へと進入。蛍光灯が点いていますが、時折通過する車には注意しないといけません。
坑内はあちらこちらから水が染み出ています。しかも風が通り抜けるので、まるで冷蔵庫の中にいるような寒さです。
煉瓦積みが相当傷んでいるのか、チェック時のチョーク書きが至る所にあります。
大きい退避坑まで来ました。4畳半くらいはあるでしょうか。
退避坑の中には、剥落したのか点検のため抜き取ったのか、煉瓦が積まれています。
ここで2台ほど通行車両をやり過ごしました。何しているのかと思われたでしょうね。
体がすっかり冷えてしまったので、ここからダッシュで坑口まで戻ります。
ついでにお隣のスイッチバック引き上げ線の行き止まりトンネルへ。
昭和31年3月竣工ということでしょうか。「50」は確かコンクリートの巻き厚が50cmという意味だったはずです。
昭和30年代なので、一番奥の天井にはSLの煤煙を逃がすための穴が開いています(塞がれていますが。)。
今回はこれにて終了。北陸道今庄ICまで下り、帰途へとつきました。
Posted at 2016/03/28 09:50:04 | |
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