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小林あにのブログ一覧

2020年11月22日 イイね!

竹桑田と方瀬を結ぶ古道と森林鉄道段戸山線田峯鰻沢線跡を歩く

2020年11月21日土曜日、北設楽郡設楽町田峯字竹桑田と新城市連合字方瀬を結ぶ古道を歩いてきました。

と言いつつ、そもそもここへとやって来たのは、森林鉄道段戸山線(通称:設楽森林鉄道)の田峯鰻沢線の写真を取り直すためです。

愛知県道389号稲目トンネルの設楽町側坑口付近にある駐車帯へ車を停めて、最初にやって来たのは、字竹桑田に残る田峯鰻沢線の廃トンネル。本森林鉄道唯一のトンネルです。






トンネルの写真を撮ったら一旦車へと戻ります。

ここで、予定では近くの国道257号新段嶺トンネルを抜けて、寒狭川沿いの田峯鰻沢線の廃線跡へと移動するつもりでしたが、この場所から沢沿いに表題の古道があることを思い出しました。

戦前の地形図ですが、図中の赤線がその古道になります。

※5万分の1地形図「本郷」。明治41年(1908年)測図・昭和5年(1930年)鉄道補入。昭和7年(1932年)発行。

「まだ13時前だし、ちょっと歩いてみるか。」ということで入り込んでみます。


沢沿いの道らしく、転がっている石に苔の多いこと。間伐されたものだと思われる倒木も多く、通行困難というほどではないですが、通り抜けるのに手間取りました。










古道は途中で林道へ合流。林道建設時に吸収されてしまったようです。




道中、石仏なども見当たらず、「峠があるわけでもないし、こんなもんかな。」という感想。往復1時間20分ほどで車まで戻ってきました。


最後は、田峯字南山にあるバス停「ヤナ場」付近の路肩に車を駐車。ここから沢沿いに田峯鰻沢線の廃線跡まで登っていきます。

廃線跡まで登るのに使った道は、元々はこの山の上にある田峯城跡への遊歩道でしたが、現在は荒れるに任せた状態のようです。


廃線跡まで登ったら、一旦、旧田峯駅方面へと戻れるだけ戻り、そこから終点方面へと歩いていきます。


この辺りはすでに2018年4月に踏破しているので、今回は写真を撮りながらもサクサクと歩いていきます。
















レールその他、見逃しているものがないかチェックしながら歩きましたが、これというものは見当たりませんでした。


田峯鰻沢線は、国道420号に並行して当貝津川の谷を登っていきますが、道路の法面工事や拡幅工事が各所で行われていて、場所によっては廃線跡が削られている箇所もあります。


無傷で残っている石積みの高い築堤。




一方、こちらは破壊された築堤。


設楽町田峯字東貝津で廃線跡は一旦道路へと吸収されます。今回はここで廃線跡を歩くのを終了します。


帰りは川沿いの国道を歩いて戻りました。


この日は合計4時間で約9kmを歩行。なかなか疲れました。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

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「【豊根村】霧石峠への富山漆島側峠道を下見しました http://cvw.jp/b/1796277/47676277/
何シテル?   04/25 00:05
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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