
みなさんこんばんは♪
D1グランプリも今シーズンが終わり、ほっとしている自分と、物寂しい感じの自分と入り混じっての一週間でした。
さて、遅れましたがD1最終ラウンドFUJIのレポートです。
超絶ハイスピードドリフトが楽しめる
富士スピードウェイはシーズン最後のラウンドを飾るサーキット。
ヘアピンを逆走する形で競技が行われ、300Rを出てきたところから、ヘアピンのアウトに立ち上がったところまでが審査区間となります。
今回、
Team BANDOH with NATSのテーマは
“Enjoy DRIFT!!”
チーム全員でとにかく楽しもうと
織戸学選手の掛け声のもと、ファイナルラウンドに挑みました。
まずは10日(土)・第7戦の模様から♪
今回は前日の練習走行日がない為、9日の午前中が練習走行、午後から予選というスケジュールで行われました。総参加台数は56台。そこからシード選手10台と予選通過の20台で決勝が戦われま
す。
織戸選手とアリストは、まず早朝からターボチャージャーの変更を行い、前回のエビス戦向けのトルク重視にしたエンジン特性から、広い富士用のパワー重視のエンジン特性に変更しました。また少ない練習走行では、アライメントや車高を中心にセットアップを煮詰め予選に挑みました。
結果は98.75の高得点をマークし、見事8位で予選を通過する事が出来ました。予選終了後、決勝進出車両のみの練習走行が行われ、Rd.7決勝に向けての更なるセットアップを行いました。
Rd.7決勝日は朝から生憎の雨… 単走一回戦はウェット路面での難しいコンディションとなり、Rd.8の大事な予選もかねている為、気負いからスピンをしてしまうドライバーも多く、荒れた展開になることが予想されました。
ですが、今大会前に雨の
茂原サーキットにて事前のテストを行っていたため、
織戸選手を始め、チームは終始リラックスムードで挑むことができました。
その結果、この単走一回戦でも見事な走りで98.95の高得点をマーク!!単走順位は8位となり見事BEST16に進出となり、第3戦岡山以来のBEST16進出にチーム全員の期待が高まります。
追走が始まる午後からは天気が回復し、路面コンディションもドライになりました。
BEST16での対戦相手は、前回のエビス戦で2連勝した
『M7 RE雨宮』でRX-7を駆る
末永正雄選手。重量的にハンデがある対戦となりましたが、一本目先攻・二本目後追いとアリストの迫力ある走りを存分に発揮し、お互いに一歩も譲らずサドンデスとなりました。
サドンデスの先攻一本目では進入で引き離すもコーナーで詰められ五分に…
後追いの二本目では末永選手の横に入り込み、見事な追走を見せてBEST8進出となりました。
BEST8の対戦相手はBEST16で斉藤太吾選手に勝った
『GY レーシング with DLK』でチェイサーを駆る
高橋邦明選手との重量級車種同士での対戦となりました。
後追いの一本目でスタート!!300R進入から高橋選手の横に入り込むも、大会の進行ミスにより赤旗で審査は無しに…
再度、後追いの一本目からとなりました。両者進入から迫力の走りをするも、ヘアピンにて2台ともスピン!!接触も無いことから、お互いの単独スピンということになり、勝負は五分に…
先攻の二本目は、お互いに見事な走りでしたが、若干のアドバンテージが織戸選手に入り、BEST4に勝ち進むことができました。
BEST4の対戦相手はBEST16で時田雅義選手、BEST8で野村謙選手に勝ってきた
『TOYO TIRES DRIFT』で180SXを駆る川畑真人選手との対戦となりました。
先攻での一本目、300R進入から迫力の走りをするも、川畑選手も横に入り込む見事な追走で、若干のアドバンテージを川畑選手に取られてしまいました。
後追いの二本目では川畑選手の横に飛び込む走りをするも、ヘアピンで車速を殺しきれず、痛恨の接触スピン!!
残念ながらここで敗退となってしまいました。
第7戦の結果は4位で終了し、16ptを獲得できました。これも応援してくれた皆様、またご協賛各社様のご協力のおかげだと思っております。
しかし、BEST16に入ってからアリストにヘッドガスケットトラブルが発生してしまい、Rd.8に向けての車両メンテナンスと同時にヘッドガスケット交換を深夜遅くまで行いました。
続いて日曜日のRd.8は…
前日のトラブルも復旧して朝のチェック走行で走らせるも、路面状況の変化からかハンドリングが前日と変わってしまい、ドリフトが戻ってしまうと…。
時間に追われながらアライメント等のセッティングを変更し、チェックを進めるがイマイチ乗り味が変わらない。そうこうする内に時間切れとなり単走一回戦に挑むことになりました。
結果は2本ともハーフスピンをしてしまいドリフトを決められず、残念ながらBEST16に残る事が出来
ませんでした。
この結果、BANDOH with NATSの今シーズンが終了しました。
今シーズンのシリーズランキングは15位で23ptとなりました。次年度に繋がる成績になったと思っております。
今シーズン、織戸選手がD1復活!!ということで、私自身全力でサポートしてきました。重量級マシンのアリストという事で、ハンデを背負いながらの参戦となりましたが、それを思わせない織戸選手のドライビングや意気込みに感動するばかりでした。
また、今年1年私を受け入れてくれた坂東監督はじめチーム関係者の方々、ご協賛いただいたスポンサー各位の皆様、チームを応援してくれたファンの皆様、また暖かく迎え入れてくれた参加チームの皆様、本当にありがとうございました。
これからもモータースポーツの発展に努力していきますので、今後ともご支援ならびにご指導よろしくお願いします。
本当に今シーズンTeam BANDOH with NATSの応援ありがとうございました!