石川県には滑走路を民間空港と
共有している「航空自衛隊 小松基地」
があります
空港施設の屋上展望台から離着陸する
様々な自衛隊の航空機が見られる事で
一部のマニアには有名な場所です
そんな小松基地は一時期、北から
南下して来る"未確認の航空機"に対して
かなりの回数の「スクランブル発進」を
行って来ました ( ̄◇ ̄;)
(映画「パトレイバー2」から引用の
イメージ画でございます)
ここ最近、南の領海付近で再び北の
大熊さんの不穏な行動が目立つようですが
それ以上に危惧しなければいけないのが
大陸の"赤い龍"の行動ですよね…
そんな緊張感が高まる中、背筋が
凍るような報道を目にしました
ここにその内容を転載します
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<中国機「前例ない接近」空自機を
正面から威嚇>
<東シナ海上空で中国軍機との緊張が
高まっている>
東シナ海の軍事的緊張が、海上のみならず上空でも高まっている。中国軍の戦闘機が今月17日など複数回にわたり、航空自衛隊機に対し、これまでにない攻撃動作を仕掛けたことが判明。政府関係者は29日、「あれだけの距離に接近したのは前例がない」と指摘した。インターネットのニュースサイトで同空域の危険な実態を明らかにした元空自航空支援集団司令官、織田(おりた)邦男元空将は「現場の緊張感は計り知れなかったはずだ」と警鐘を鳴らす。(石鍋圭)
◆暗黙のライン越えた
6月中旬、空自機が那覇空港から緊急発進(スクランブル)した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の公海上空に中国機が接近したためだ。
空自と中国空軍の間には「北緯××度」という暗黙の了解がある。従来、中国機はそのラインまで来るときびすを返すように北上し、空自機と遭遇することはなかった。しかし今回、中国機はその一線を初めて越えてきた。
政府関係者は「珍しい事例」としか説明しないが、実際は現場空域でかつてない緊迫した攻防が繰り広げられていた。
スクランブルをかけた空自機は中国機の周囲を大きく回り込み、後方から真横につけるポジショニングを試みた。中国機パイロットの顔が見える位置から信号射撃などを行い、退去を呼びかけるためだ。
しかし、中国機は想定外の行動に出る。大きく回り込もうとする空自機に対し機首を向け、正面から向き合う体勢をとったのだ。織田氏は「これはいつでもミサイルを撃てる戦闘態勢で、事実上の攻撃動作といえる」と指摘する。
◆攪乱装置で危機脱出
中国機の挑発的行動はなおも続いた。空自機は不測の事態を避けるため同空域からの離脱を図ったが、中国機はこれを追尾。空自機は敵機のレーダー誘導ミサイルなどを攪乱(かくらん)する装置を噴射しながら危機を脱した。織田氏によると、こうした事案は6月に入って複数回発生しているという。
同じ時期、海上では中国軍艦が尖閣周辺の接続水域や口永良部島(鹿児島県)周辺の領海などに相次いで侵入している。
織田氏はニュースサイトの記事で、中国側の狙いについて次のように分析している。
「いずれは軍艦を尖閣諸島の領海に居座らせ、空自戦闘機を駆逐して中国戦闘機を自由に領空にとどまらせることにより、実効支配を完結させたいと機会をうかがっていた。今回、その第一歩を踏み出す絶好のチャンスが到来したと判断したのでは」
◆「再発防止へ毅然と」
東シナ海上空で展開される一触即発の事態を明かした織田氏の記事について、日本政府は表向き否定的な立場をとっている。萩生田光一官房副長官は29日の記者会見で、「17日に中国軍用機が南下し、自衛隊機がスクランブル発進をしたことは事実」とした上で「攻撃動作やミサイル攻撃を受けたというような事実はない」と説明した。
また、記事に関し「現役(自衛官)の応援の意味も含めての発信だと思うが、国際社会に与える影響も大きい。内容については個人的には遺憾だ」と述べた。
在日中国大使館の薛剣(せつけん)・代理報道官も29日の記者会見で、「内容は事実無根だ」と述べた。
これに対し織田氏は、産経新聞の取材に対し「日本政府に情報はあがっているはずだが、事の深刻さを理解していない」と反論した。さらに、「現場が脅威と感じている事案は即刻公表し、再発防止に向けて毅然(きぜん)とした態度をとるべきだ。そうでなければ、中国軍の活動の既成事実化は止められない」と訴えた。
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この記事はニュースソースである
織田氏の個人的な発表であり、政府も
中国側も否定しており信憑性においては
各々の判断に委ねますが…
もし、これが事実であれば怖いですね
(まぁ、これもイメージ画ですが…)
これまでも「威嚇行動」や「警告行動」
の範疇から逸脱するほど過剰な動きを
見せてきた赤い龍さん
スクランブル発進した空自のF-15が
「撹乱装置(チャフ)」を発射するほどの
緊急行動を取るなんて前代未聞の事態
"ロックオン"され攻撃を受ける可能性
が非常に高かったのでしょうか?
まさに「一触即発」だったかも…
もはや南方の国々が、知らぬ間に
鼻先に軍事基地を作られアタフタした姿は
他人事では無いかもしれません
いつでも"火種"となって来た国同士の
境界線での小競り合い、最初は漁船
次に海警局の監視船が現れ、今では
堂々と軍籍の船舶が頻繁に日本の領海に
姿を見せるようになりました
一説には、北の大熊さんの船を追尾監視
するのが目的と言う見方もあります
EUからの離脱が決まってからの
ドタバタっぷりが情け無い"旧大英帝国"
しかし、その騒動の根底には日本人には
馴染みの薄い「国境」の問題が
深く渦巻いているようです
四方を海に囲まれ「国境」という
概念が希薄な日本人にとって
それを感じたのは"太平洋戦争"くらい?
この先、切迫した「国際問題」である
"難民"や"移民"という大事に
直面するかもしれません
もはや否応なしに世界情勢の波の影響を
受けねばならない時代です
"自分一人で生きて行ける"そんな
世の中じゃないのは個人も国家も同じです
7月に投票が行われる衆議院議員選挙
18歳から投票権が与えられる初の選挙だとか
消費増税出来なかったアベノ○クスの
是非を問うとか、ネタとしては豊富ですが…
ここで与党側が議員数を増やす事になれば
「憲法改正」へ大きく踏み出すかもです
声高に「平和憲法を守れ!」と叫ぶ
モラリストが正義のように扱われる風潮
外交ルートでの対話が通じるような
相手ばかりなら良いのですが…
我が国の隣人たちは、そんな呑気な
相手ばかりでは無いようです (−_−;)
お友達だった白頭鷲さんは怪しげな
オヤジがトップに立っちゃいそうな勢いで
油断ができないのが不安を煽ります
だんだんとタカ派の過激な雰囲気に
なりつつありますが…
別に"好戦的"な思想じゃないですよ
ただ、自分の鼻先に"出島"を作られても
黙って「見ないふり」したり
「お友達と一緒に"意見"すれば
きっと帰ってくれる…よね」なんて
悠長な事にはならない程、世の中の
歯車は軋んでる気がします
真綿で首を絞められ窒息する前に
しっかり自分で考え行動せねば…
って訳で、ちゃんと選挙に行きましょうね
と無理矢理オチを作った感になったけど
イギリスの国民投票みたいな70%越えの
投票率なんて望めないだろうなぁ。
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2016/06/30 22:03:15