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先日11月4日、
戦艦大和主砲の砲身を造った大型旋盤が
69年ぶりに、呉に帰って来ました。

終戦当時、兵器は勿論その製造に使われた工作機械なども全て
米軍によって爆破処分となりましたが、
「15299号機」だけは難を逃れ
兵庫県播磨町の工場に引き取られて
大型船舶のプロペラシャフトを製作するなど
平和的に活躍して来ましたが、
老朽化に伴い、「太平洋戦争の生き証人」として、
この度、大和ミュージアムへの寄贈展示が決まり
160トンもの巨体を9つに分解し、クレーンで陸揚げされました。

長女が帰宅途中、偶然その現場を通りかかって
何とか１枚だけ写真を撮ってくれてました。



父親が、当時旧海軍呉工廠で、
大和建造に携わっていた事もあって
移設プロジェクトのクラウドファンディングに
家族で参加させて頂きました。
なので、今回の里帰りには、とても感慨深いものがあります。

大和ミュージアムでの展示は、来年３月を予定しているそうで、
今からとても待ち遠しいです！