母親がお世話になっているサービス付き高齢者住宅で
3月初旬からコロナの影響で面会出来なくなってたのが、
6月からやっと解禁となり、約3か月ぶりに訪ねてみると...
部屋の壁に、どっかで見たような壁掛けがかけてあって、
実はこれ、大昔に母親が刺繍で作ったクッションカバーの一部で、
施設の部屋でも使ってたんだけど、汚れが目立ってきたからと
職員さんが洗濯してくれたら、生地も古くて傷んでたんでしょう、
ボロボロに解れてしまって。
施設長さんから、「同じ様な品物を弁償します」と申し出頂いたんですが、
母親自身は、「もう古い物だし、処分して貰って構いません。」とあっさり。
で、てっきりゴミに出して貰ったとばかり思ってたら...
何と言うことでしょう!
立派なタペストリーに生まれ変わっているではありませんか!
(大改造!!劇的ビフォーアフターのナレーション調で)
聞けば、手芸が得意で、カープ人形などいろんな手芸品を作って
飾っておられる職員さんが、「このまま捨ててしまうには...」と、
まだ傷んでなかった面を活かして、作り替えてくれたんだそうです。
こちらからお願いしたわけではなく、
ましてや「作りましょうか?」なんて申し出があったわけでもなく
サラッと持って来てくれたそうです。
これには母親も、驚きと同時に感謝しきりだったそうです。
このさりげないサプライズが、本当に嬉しいですね!
母親の事、大切にして貰ってるんだなって、改めて感じました。
合わせて、如何に母親が「捨てていい」と申し出たとは言え、
何も考えずにゴミに出して貰おうとした自分に、喝!(^^;
Posted at 2020/06/07 17:12:16 | |
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