ブレーキマスターシリンダーオーバーホール(前編)
1
ブレーキマスターシリンダーをオーバーホールします。
このヴィッツは10万キロを突破、うちにきて1年半約5万キロも走行しました。購入当時からブレーキフィーリングが悪く・・・たぶんキャリパーが原因と思いますが一応、マスターもオーバーホールしときます。
2
まずは液面センサーのカプラーを外し、フレアナットレンチでブレーキチューブのフレアナット2個をはずします。フレアナットは結構かたいのでスパナで代用は危険だと思います。
あと、この車はMTなのでクラッチにつながるホースもあるのでこれも外す。ブレーキフルードがたれるのでできればリザーバータンクからフルードを抜き取っておいた方が良い。
3
マスターバックとシリンダーを止めているボルトを外す。
ディープソケットと長めのエクステンション、あとユニバーサルジョイントがあると作業しやすいです。
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マスターシリンダーが外れたところ。
ブレーキフルードはいろいろと侵食してくれるのでたれた場所は水で流しておく。
5
外れたマスターシリンダー。
リザーバータンクは下側中央のピンで止まっているので、このピンを細めのマイナスドライバーとハンマーで打ち抜く。そうすると上に引き抜けます。
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マスターシリンダーとリザーバーを分離。
リザーバータンクはグロメット、キャップ、フィルターを外してパーツクリーナーで洗浄。ブレーキフルードでとも洗い。
ついでにシリンダーガスケットも交換するので外しておく。
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マスターシリンダーとピストンを分解する。
スナップリングで止まっているので、プラスドライバーでピストンを押し込み、スナップリングプライヤーでスナップリングを外す。
これで、手前側のピストンが外れます。奥側のピストンが出てこず・・・困りました。
8
奥側のピストンは、リザーバータンクと連結する奥側の穴に固定用のピンがあり、これで止まっていました。マイナスドライバーでピストンを押し込み、その状態でシリンダーを逆さにするとピンが外れてピストンが出てきました。シリンダーはパーツクリーナーで洗浄。
続きはブレーキマスターシリンダーオーバーホール(後編)へ・・・
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