EZシム取り付け（前編）

ＥＺシムはリアサスペンション形式がトーションビームのＦＦ車汎用のアライメント調整シムらしい。１０系ヴィッツの適合はレッドです。
ホイールの選定をミスってリアフェンダーに干渉し、ツメ折りをしたもののまだあたる・・・のでネガティブキャンバーをつけるために取り付けます。
車高が下がってもキャンバーがつかないトーションビームの罠にはまりました。。。

とりあえず、輪止めしてリアをジャッキアップしてウマをかけます。

ＥＺシムはハブのところに挟み込むのでホイールを外してハブを外します。
最初はワッシャーか何かをかませてキャンバーつけようかと思ってましたが・・・ＥＺシムは結構安いものだったのでこれにしときました。

ハブの裏側です。
分かりにくいですがボルト4本でとまっています。ボルトは確か１２だったかな？
ハブを外す前にキャリパーを外します。最初、つけたままやりましたがブレーキホースが邪魔です。外した方が無難かと思います。
それからスピードセンサーのカプラーも外します。これに苦戦しましたが、カプラーの裏側にツメがありドライバーを突っ込んでロックを外して引き抜けば簡単に外れました。

ハブを外したところ。
キャリパーはホースにテンションがかからないようにメンバーの上に保管。
ハブはサイドブレーキワイヤーでつながっているので近くにタイヤを置いてその上に置いとくとやりやすいです。ハブ固定の4本のボルトは意外とトルクかけなくても外れました。ふつうのメガネでいけます。
ハブとハブの取り付けの面は汚れているとアライメントがずれるのでパーツクリーナーで清掃。

ＥＺシムは外側と内側を回してキャンバーとトーを調整できる仕組みになっています。
とりあえず、タイヤの干渉を避ける目的でつけるのでトーは現状、キャンバーをＥＺシムでできるだけマイナス方向につけます。
最大で－1.5度でその場合は外20内20の目盛りを合わせます。あわせた位置が上死点となるのでマジックで印をつけます。

ボルトやハブの凹凸に合わせてシムを加工する必要があるのでシムをハブに合わせてみて干渉する場所をマジックでチェックします。

シムを加工したところ。説明書ではニッパーなどで加工するように指示が入りますが、ニッパーはＮＧ。ＥＺシムは非常に強度が低くて勢いあまって他のとこまで割れます。カッターで慎重にやるのが良いと思います。切り込みがはいっていない場所は私はグラインダーで削りました。グラインダーを使うとバリが出るので面取りしましょう。


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