夏休みの課題 - ステアリングスイッチ稼働と再確認
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
明け方まで仕事で帰った矢先に、まあーちゃさんからのコメント。これに再奮起して残りをやっつけてしまおうと。
ちょいと仮眠して、昼から先日仮稼働していたステアリングスイッチのまとめと再配線を。
ウインカーレバーの戻りや、スイッチの動作に不具合がないかは確認できたので、写真撮影を兼ねて再度分解、eco idle offの機能は右OFFスイッチから、クルコンレバーのDISTへ移行します。
2
参考までに通常のスパイラルケーブルの写真。LA100S後期RSセーフティーパック装着車のものです。
10ピンのコネクタはそのまま流用します。
配線はホーンのみです。
3
懸案のスパイラルケーブル。
いろいろ入手して比較しましたが合わず、最後の望みで購入したのがこちら。LA100S前期のIDAP用のスパイラルケーブルです。高くつきましたが、これでいけました。もしかしたら、前期車はそのまま着くのでしょうかね?
新旧のスパイラルケーブルの比較です。
左が今回取り付けるもの、右は既設品を取り外したものです。
既設品には舵角センサーがついています。この舵角センサーはそのまま移設流用します。
グリースに注意してツメを5か所(だったかな?)外して、同じように取り付けます。
4
舵角センサーを取り付け、マウントしてみた所です。位置関係が変わっていないことを確認します。
新しいスパイラルケーブルのコネクタは、入力側10+4ピン、出力側は既設と同じ12ピンです。
5
ステアリングスイッチの12ピンコネクタから、既設の10ピンコネクタに配線を移設します。
入手したステアリングスイッチのケーブルの状態が悪く、至る所で折れてしまったので、すべて切断し、新しい端子を圧着してから挿入しました。
1本だけ短くなってしまい、取り回しに支障が出てしまったので、やむなくエレクトロタップにて延長しています。このケーブルは折れに非常に弱いので注意が必要の様です。
右側の4ピンコネクタは、次項のクルーズコントロールスイッチからの配線がそのまま接続可能です。
後述の12ピンとの取り合いは、
左側10ピン左上から
6:STEER SW(L) GND
5:STEER SW(L) 2
4:STEER SW(L) 1
3:ILLMI
2:HORN
下段10ピン左から
12:N.C.
11:N.C.
10:STEER SW(R)
9:STEER SW(R) GND
8:GND
右側4ピン左から
2:HORN (10ピンと共通)
1:CRUISE CONTROL (DIST)
4ピン下段左から
8:GND (10ピンと共通)
7:CRUISE CONTROL
としています。
トヨタ系のクルコンレバーからのケーブルは、おそらく1が無いものと思われます。
6
ついでのクルーズコントロールレバーです。
今回はLA100S前期IDAP用のレーダークルーズ用を準備しました。
このレバーは奥に倒す動作があり、スパイラルケーブルの1番(便宜的にそう呼んでいるだけです)がそのままGNDに落ちます。
当座はクルコンを付けられそうにないので、これを eco idle off スイッチ様に割り当てました。
クルコンを付けるときに、GND共通が影響するようであれば、検討します。
クルコンレバーは取付穴が開いていますので、M5-15のネジのみ用意すれば取り付けできます。
問題はステアリングコラムカバーに穴が無い事です。私はカッターでおおよその形に切り抜きました。
ステアリングスイッチを取り付ける際に必ず裏カバーを外しますので、その時に内側をよく見ると、まるで「ここを切り抜いて下さい」と言わんばかりの成形ラインがあります。その位置がほぼぴったりでした。
綺麗に切りたい方は細いドリルで位置決めした後、ホットナイフ等で真っ直ぐ切りましょう。私は手が入らなかったのを言い訳に、フリーハンドでカッターで行っちゃいました。また切り口は。目立たない場所だということを良い事に切りっぱなしです。
ちなみに、他車でよく見られるサイドカバーですが、レクサスRX用や、アルファード用等もあったので準備したものの、すべてサイズ(幅というか奥行き)が合いませんでした。また、Rがかなりきついので、幅の小さいラクティス用や、国内未販売ですがYARIS用などでもぴったりは合わないかもしれません。
7
スパイラルケーブル下部、車両への接続用12ピンコネクタです。
左から2番目(写真で青のケーブル)が既設のホーン位置です。既設品の12ピンコネクタは切断せず、ケーブルのみエレクトロタップにて接続しています。
その他のケーブルも端子を圧着し、接続します。
写真左上から
1:CRUISE CONTROL (DIST) [写真ではまだ未配線]
2:HORN
3:ILLMI
4:STEER SW(L) 1
5:STEER SW(L) 2
6:STEER SW(L) GND
下段左から
7:CRUISE CONTROL
8:GND
9:STEER SW(R) GND
10:STEER SW(R)
11:N.C.
12:N.C.
としています。
以上をオーディオと、インパネの eco idle off に接続し、内装を戻します。
8
部品単体の写真を撮り忘れたので、袋だけ。
使用した部品番号は以下の通りです。
LA100S前期用スパイラルケーブル [CABLE SPIRAL] :84306-B2090 約12,000円
LA100S前期用クルーズコントロールスイッチ [SWITCH CRUISE CONTROL] :84630-B2020 約 8,400円
025型NHシリーズ12極メス端子側カプラーキット:F025-NH/12P025K-NH-F 420円
ケーブルの圧着が不可能な時は、予め圧着済みのケーブルを入手するのが無難です。かなりの回数失敗し、何度も再購入をしました。
楽天のhi-1000や、トヨタの共販でも準備はあるようです。
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