これを書いている今日は10月1日です。
やっとここに書ける状態になったので書き記します。
色々と思い出が浮かんでくるので、泣きながらMACに向かい合ってます。
ここの所、元気が無かったポチちゃんでしたが
9月20日 ついに遠い所に旅立っちゃいました。。。。
14歳。。。
もうお爺ちゃんだったけど、旅立つ4日前まで
お袋の散歩に元気について行ってくれました。
お袋の歩くテンポに合わせて歩いてくれた。
「私が遅いと追付くまで待ってくれてたよ。」
とお袋。
想像できます。。。。。泣
8月初旬 ポチの様子がおかしいので、近くの病院で診てもらうことに。
症状は水もあまり飲まない。
餌も飲み込めない。
散歩は行くけど、便はしない。
便をしても少ない
等々
トリマーもお願いがてら病院に連れて行くと、
「ポチくんすごい痩せちゃいましたね。もしかしたら癌が再発してるかも」
「眼球が凹んでるのは癌に栄養を取られてるからですね。」
「食べれるものをあげてください。」
え。。。。。って思いましたよ。。。。。
だって、4月に来た時は「ポチくん元気ですね〜」って言ってたじゃん。
6月にだって、眼球が凹んじゃったのを心配で連れて行ったら目薬だけだったじゃん。
病院からの帰りは、涙でいっぱいでした。。。。。
そんなぁ、、、、。
これは何かの間違いだ。
そう思い、高齢になったから遠くの病院は辞めていたんですが
ポチを保護して我輩の家に送り出してくれた富士の動物病院に診てもらうことに。
病院に着くと、
「あら〜ポチちゃん 久しぶり〜。」
「眼球が。。。。。脱水症状がひどいですね〜。すぐに点滴をしましょう。」
え?脱水????
「高齢になると頭が重くなって、首が下がるんです。」
「飲み込みがうまく行かないのは、首が下がったままになりやすく
喉が塞がっちゃうから。水やエサが飲み込めなかったんでしょう。」
そうだったのか。。。。。
「4月から!? そりゃポチちゃん辛かったでしょう。」
「もっと早くに来てれば、こんなに酷い脱水症状にはならなかったはずですよ。」
先生からの一言一言が胸に刺さりました。。。。
ポチの体が壊れていくのを、ただただ高齢だからって思っていたんですから、、、。
「明日も来て点滴してください。」
8月の連休入りくらいから、ポチのために往復4時間の通院が始まりました。
毎週土曜日にポチの通院ドライブ。
でも、その甲斐あって見る見る元気になっていくポチの姿に家族一同感激しましたよ。
水もちゃんと飲めるようになったし、食欲も出てきました。
9月3日 ポチの状態を見た先生が2週間後に様子を見ることになりました。
「これならもう1年は大丈夫かな!?」
と先生は言ってましたが。。。
9月17日 土曜日に定期健診でいつも診てもらっている動物病院に行った後、具合が急変。
立ち上がれないのと、呼吸が辛そうに。。。。。
歩くのも、同じところをくるくる。
長時間車に乗っていたのが悪かったのかも。。。。
歩くのもへたっぴに。。。。
18日 日曜日に再度診察。
脱水症状が出てるってことで、点滴。
それでも症状が変わらず。
19日 月曜日 1日寝た状態。
ワン。ワン。 と辛そうに鳴く。
息もハッハッハッハと早くなったかと思うと
静かに寝た様になったり、またハッハッハと苦しそうに呼吸する。
もう旅立ちは近いかなと思ってました。
20日 動物愛護週間の初日。
台風が静岡に近づいてきてる今日。
姉が心配になり、もういちど診てもらいに富士に。
処置はいつもと変わらず点滴と注射のみ。
我輩はポチのことが気になってると、母から電話。
「仕事終わったかね? 台風近づいてるで早く帰りなさい。」
もうすぐ終わるで、片付けたら帰る。
姉貴は帰ってきた? ポチの具合は?
「姉に代わるで、聞いてみなさい。」
姉の声は泣いてるようだった。。。。
「ポっちゃんね 逝っちゃった。」
・・・・・・。
「車の中でね、寝てるみたいだった。」
そか。。。。ありがとね。
仕事を片付けて、実家に行ってみると
伏せの状態で 寝てるポチが居ました。。。。。
姉が言うには車の中で静かに息を引き取っていたとのこと・・・・。
「寝てるようで、今にも起きそうだよ。」
台風の風で体毛が揺れているのが、呼吸をしているかのように見えました。
14年間、色々ありました。
富士の樹海で捨てられていたポチちゃん。
14年間お世話になった動物病院で保護されました。
ポチはTVに出た有名犬ですよ。
16匹だったかな。
小さな檻の中に入ってたらしいです。
TVで「シェルティ16匹が捨てられてました」
っていうのを夕方のニュースで見ました。
ちょうど犬を飼おうか?って話してた頃だったので、
なんとかニュースで出てた動物病院を探し出して電話しました。
「問い合わせが多くて、明日には全部引き取られてしまいます。」
とのこと。
仕事サボって引き取りに行きましたよ。笑
引き取って1週間くらいでしょうか。
山中に捨てられてたので、ダニ・ノミが身体中に寄生したらしく
全身真っ赤っか。
ずーっと掻いてるので血が出ちゃって。
富士の病院に連れて行きました。
写真のようにバリカンで刈り上げちゃって、麻酔で寝かし
消毒液で全身を擦る作業をしました。
これまた1日で終わらず、毎週のように通いました。
その甲斐あって、立派に育って30kgを超える巨体になりました。
おっちょこちょいなところもありました。
お袋の車が遠くから来るのを見つけると 猛ダッシュ。
お袋はブレーキかけてスピードを落としたが、
ポチはとまれずバンパーにヒット。
一旦倒れるが、すかさず起き上がり戻ってくる。
が、フラフラヨタってました。。。。汗
我輩に似てたのかも。。。。笑
親戚の家の芝犬とチューなんてのもしてました。笑
我家にとって一番かっこいい家族でした。
2年前の10月。
ポチの顔にハチが刺したこともありました。
この時ばかりは、カッコイイ顔もブサイクに。
当の本人は痛そうで顔が麻痺してるらしくヨダレが。
それを見た家族は爆笑。。。。
まだまだ ここには書ききれない思い出がいっぱいいっぱいあります。。。。。
ポチは体長が1mありました。
測ったことが無く、改めて大きかったんだなぁ〜と。。。。。
ポチを火葬してくれるところを探すのに、「体長が80cm以下でないと」
と言われ、測りました。
ポチはお袋の希望で、共同墓地に入れてもらえるところにお願いしました。
本当は身近に置きたかったんですが、我輩は婿なのでそんなことは出来ません。
ですので、他の友達の居るところが一番だと思います。
後日、動物病院から綺麗なお花が届きました。
「ポチがいつも寝ていた場所に飾ってあげたよ」
とお袋。
ポチ。
ポッちゃん。
14年と3ヶ月。
いろんなことがあったね。
ありがとう。
もう焦らなくてもいいんだよ。
頑張らなくていいんだよ。
ゆっくり休んでね。
ありがとう・・・・・。
Posted at 2016/10/01 23:25:40 | |
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