
何年か前に、誕生日に彼氏にバッグをねだったら、デパートに連れて行ってくれて、好きなのを選べと言われた。
私が欲しかったのはピンク色のバッグで、1万8000円ぐらい。
普段、自分で買うのなら、もっと安物を買うのだけれど、大事に長く使いたいから、ちょっといつもよりイイ物をねだってしまった。
で、ふと隣の棚を見ると、そのバッグと色違いの黒いのが目に入った。
ずっとピンクが欲しかったハズなのに、すごく迷ってしまって、どっちにしよう?と鏡の前を行ったり来たり。
それを見た彼氏が、そんなに高いモノじゃないし、両方買ってやるよ、と言ってくれたのに、「いっこでいい!(>_<)」と言い張って、さんざん迷って決めた。
相手にとっては大した金額ではなかったようだけど、私にとっては高価なモノだし、なにより大事なモノは、いっこで十分だったから、両方なんて欲張り過ぎだと思ったから。
モノの価値って、たまにわからなくなってしまう。
今、店内でセールをやっているから、すごく安く値段を下げた商品がたくさん入ってくる。
写真に写っている商品は、豚の皮を使っている、つくりのしっかりしたバッグ、定価4900円、ヨーロッパ製のハンドメイドのグラス、定価5900円。
どちらも大量に在庫があった為、セールの最終処分価格が500円だ。
バッグも見る人が見ればつくりがしっかりしていて、どこにでもあるようなデザインだけど値段がそれなりにしたのは納得してもらえるハズ。
グラスも定価で売っていた時に買った人は、すごく大事に使ってくれているでしょう。
しかし、500円のワゴンに入っているのを見て、
「コレはいくらだったの?」
と聞かれて、定価を教えると、
「100均に似たようなのが売っているのに、高い!」
という人もいたり。。。その人には、100円ぐらいの価値しかないんでしょうね。
そう考えると、モノの価値ってホント人それぞれなんだなぁ、と思ってしまいます。
自分の主観で見るモノの価値と、他人に見られる価値も違う。
前に、デパートでインポート物のバッグの売場にいた事があったけれど、シャネルやヴィトンの高いバッグを買っていく、およそ相応しいとは思えない物腰の人達を見て、そんなふうにはなりたくないな、と思ったです。高い品物が泣いてるよ。
たとえ安物を持っていたとしても、安物に見えないような物腰のできる人のほうが、ずっと素敵だよね。
私は後者になりたいなぁ。

Posted at 2006/07/01 23:17:04 | |
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