このところの外国為替市場の動きをみていると、実に日本経済は米国経済と連動しているな~と実感できますよね。米国経済の低迷により円高が加速しているのを受け、日本政府は壱千億ドルの融資枠を創設すると発表。円投を促します。しかし限定的と思われていた日本の国債格下げの影響で、東証反落、8700円を下回りました。同政策も速効性が思ったよりも薄いのではと市場から評価され、円のじり高が続いていました。しかしFRBの追加緩和策への期待感や、耐久財の受注増から米国株が急伸。日本の自動車など輸出関連株の買いが伸びそうな気配。ようやく円高も一息ついた形となっています。