今年も年末調整の時期が来ましたね。
うちもギリギリになってバタバタ書いていたりしますが、政策転換で昨年度から書式も微妙に変わってきていますので、注意が必要です。
何が変わったかといいますと、「平成24年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」のうち、16歳未満と16歳以上で、扶養控除の扱いが異なっています。
と言いますのも、16歳未満の扶養者についての”給与からの”税金控除が廃止されたからです。
児童福祉手当て(子供手当て)との関連から、こうなってしまっています。
小さい子供ならそんなにお金がかからないだろう・・・という事なのかもしれませんが、現実に子供を抱える身としては、養育の現実と行政政策との間にギャップがあることを感じざるを得ません。
とりわけ分岐点となる中学生の場合、・・・義務教育で授業料の支払いも無いのだからという発想なのかもしれませんが、ノート・参考書から始まり、高校受験へ向けての準備(塾・通信教育・家庭学習など)や部活の試合・発表など、実はけっこう物入りだったりします。
いずれにしましても、16歳未満の扶養親族については、住民税に関する事項として「平成24年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の最下段に記載することになっています。
ますます薄くなる社会福祉政策、少子高齢化は加速の一途ですわ。
なお、書式については、次のサイトが詳しいです。
http://blog.goo.ne.jp/asadakentiku/e/8f5161ad7abab207979631c8be93f9c4
Posted at 2011/12/03 15:23:32 | |
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