宇佐神宮のクラウス

B形タンク式蒸気機関車の国鉄10形。
九州鉄道が開業に際してドイツのクラウス社(Lokomotivfabrik Krauss & Comp.)から輸入したもので、大きさが手頃で高性能な機関車。
この２６は九州鉄道４形１９ → ２１ → ２６と改番（鉄道院→国鉄）
廃車後、１９４９年４月に大分交通に譲渡されて低規格な路線で使用するため、サイドタンクの高さ切り詰め等の軽量化工事を実施の上で、宇佐参宮線で使用。
同線が廃止された１９６５年（昭和４０年）８月に廃車となるまで活躍。

２６は廃車後、その歴史的価値を認められて宇佐町（現在の宇佐市）に寄贈.
宇佐神宮境内に保存。１９６６年（昭和４１年）には、「形式10・26号機関車」として準鉄道記念物に指定されています。

とても状態が良くてビックリしました。
元川越鉄道の防石鉄道２も整備して欲しいです・・・。