2007年05月14日
暖かくなってきた所為かバイクを見かけることが増えて来ましたが、なんだかとてもイヤ~な気持ちにさせられるのが“すり抜け”です。
走行中の追い越しとは違う“すり抜け”が何故そんなにイヤなのか渋滞の中で考えてみました。
私はハンドルを握っても人が変わったりしないので(笑)追い越されたり割り込まれたりしても気になりませんし、むしろ合流や対向車の右折は危険の無い限り積極的に譲る方です。
ということは“すり抜け”によって先行されるのが腹立たしいのではないということになります。
次にバイク自体が気に入らないとか嫌いなのかというと、先日コメントへのレスにも書いた通りバイクに乗っているというだけで評価ポイントが上がるくらいですから、それもありません。
それでは何故そんなにイヤなのか。
所謂ミニバイクと呼ばれる原付に乗った年配の女性や、おわん型のヘルメットを後頭部にぶら下げたような少年少女が、信号待ちのクルマの間をよろよろと前に進んで行くのを見ても『おいおい、ぶつけるなよなぁ』と思うだけで大した感慨はないのですが、普通免許とは別の免許を取得しなければならないようなバイクを駆る方々が、つま先をちょんちょんさせつつ“すり抜け”て行くのは非常に見苦しい気がするのです。
そしてその見苦しさがイヤ~な気持ちの理由であり、恐らくは“つま先ちょんちょん”が躄るという行為を連想させるのが原因なのではないかと思われます。
子供の頃、座ったまま腕を伸ばして物を取ろうとしたり、立ち上がらずに身体だけ動かして何かをしようとする=躄ると「じくをまくな」と叱られました。
“じくをまく”というのは、この辺の方言で“横着をする”というような意味で“じくどうまくれ”という名詞形でも使われます。
大きいバイクの方々の“つま先ちょんちょん”が“じくどうまくれ”に感じるのが、要はお行儀が悪く見えて仕方ないと。そゆことなわけです。
これは明らかに偏見ですが、自分の中では“大きいバイクに乗るひと=漢”的な固定したイメージがあり、また“漢=紳士(淑女)”という勝手な思い込みがありますから、『紳士(淑女)たるもの、つま先ちょんちょんみたいなみっともない真似をするんじゃねえっ!』と憤るというわけなのでした。
あ、なんか自分的にすっきり。
走り出してからのシートベルト着用ネタは次回にしよっと。
Posted at 2007/05/15 10:54:38 | |
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