天候は雨上がり。
そして再度雨が降るかもしれないという中途半端な状態。
当然路面はウェット。
全車レインタイヤ装着。
グリーンシグナル。
第一コーナーでライコネンがアウト側から4位のバリチェロをパス。
バリチェロは第一コーナーの混乱で順位を5番手まで落とす。
ライコネンは次のバトンにも襲いかかる。
トップはアロンソ、後ろにフィジケラ。
オープニングラップ、早くもストレートでライコネンがバトンをパス。
8周目、最終コーナーでクビカがクルサードをあっさりと抜く。
バリチェロの後ろを走行していたミハエル。第一コーナーでインを突く。
バリチェロはこらえるも、ストレートでマシンが伸びない。
これでミハエルが5番手。
10週目、今度はロズベルグがクルサードをパス。
しかしホームストレートで今度はクルサードが仕返し。
マッサはトゥルーリを抜いて15番手まで浮上。
続いてロズベルグをパス。今度はクルサードをねらう。
2位のフィジケラにライコネンがテールトゥノーズ。
長い間、バトルが続く。
12周目。ついにライコネンがフィジケラのインを突き、2番手を獲得。
バトンの方もミハエルをガードしきれず、5番手に甘んじる。
フェラーリの後輪ホイール。
ホイールを覆う円盤型カバーであるリアホイールリムだが、
これはリアホイールのリム内に空気を多く流し込むブレーキの冷却効果をねらったものである。
つまりエアロパーツという認識になるが、レギュレーションではエアロパーツはシャシーに固定されていなくてはならない。
タイヤと一緒に回転してはならないのである。
数戦前から使用しているのですが、禁止になると思ってました。
まだ使っているということは車検通ったんですかね?
雨が降り出してくる。
15周。トップのアロンソがオーバーラン。
順位を落とすことなくすぐに復帰。
ライコネンのピットストップ。タイヤはそのまま。9.3秒。
バトンのピットインにより、バリチェロは4番手。
バリチェロもピットストップ。タイヤ未交換。9.0秒。
ピットアウト直後のバトンにまだピットインしていないマシンの軽いクビカが襲い掛かる。
クビカがヘアピンでインを突き前を取る。
18周目。なんと4番手を走行していたライコネンがスローダウン。
そのままコース外へ。マシントラブルでリタイヤ。
21周。ミハエルのピットイン。
こちらもタイヤ交換を行わず7.2秒でピットアウト。
アロンソピットストップ。
タイヤはウェットで交換。8.4秒。
トップのフィジケラのピットイン。8.4秒。
1番手のアロンソの後ろで復帰。
ミハエルは3番手。
のりに乗っているクビカ。なんとドライタイヤでピットアウト。
残念ながら加速できず、次々とパスされていく。
ずるずると滑り、軽いドリフト走行になりながらコーナーを走るクビカ。
残念ながらコース外のターマック上でゆっくりとハーフスピン。
すぐにコースに復帰するも再度オーバー。
もぅぐだぐだである。
しかたなく再度ピットインし、ウェットに変更。
アロンソ、フロントタイヤのグリップ不足でスピードが上がらず、2番手のフィジケラ、そして3番手のミハエルに差を一気に縮められる。
フィジケラがストレートでアロンソをパス。
フィジケラはどんどんアロンソとのマージンを稼いでいく。
一方ミハエルもS字コーナーでライン取りを変えて、コーナー後半でインを突きあっさりとパス。
アロンソもすぐに反撃に出ようとするが届かない。
残り22周。バトン2回目のピットイン。ドライタイヤでピットアウト。9.2秒。
マッサもドライタイヤ。7.2秒。
やっぱりホンダのピットクルーは遅いなぁ。
アロンソもちろんドライタイヤ、しかし、右リアタイヤがはまらない。
なんと19.2秒。
片山。アロンソマシンを下のギアを失っていると言っているのだが・・・?
エンジン音を聞いている限り、きちんと全ギアでシフトアップしているように聞こえるんですけど???
残り16周。
ミハエルのピット。6.9秒。
このピットアウト後のミハエルマシンにリアホイールリムが見当たらない・・・なぜだ?
マッサスピン。すぐにコース復帰。
その後ろでトップのフィジケラがピットストップに入る。
6.6秒。速い。トップのままミハエルの前で復帰。
しかしミハエルもすぐ後ろ。第一コーナーでミハエルがフィジケラのインを突く。
この突き方はかなり怖い。フィジケラが危うくインを閉めるところだったのだ。
ミハエルは縁石どころか片輪側全部、芝生を走行。何とかフィジケラをパスする。
残り11周。
マッサ、ストレートでクルサードのインを走行したが、クルサードがそのままマッサに気づかなかったのか、
マッサがステアを切るのが遅かったのか、クルサードが先にイン側にステア、そして接触。
マッサ左後輪が曲がってしまいグラベル上に停車。リタイヤ。
一方ホンダ。
5番手のバリチェロに攻撃を仕掛ける6番手のバトン。
そのころ残り8周。
アロンソがマシンのバランスを取り戻す。
他のマシンが1:39秒台に対してアロンソは1:38.4秒。
2位のフィジケラに食らいつき、アロンソがパス。
アロンソ調子をとり戻り、ファステスト連発。
ミハエルを目指す。ミハエルとの差は12.6秒。
残り7周。追いつくにはちょっと足りない。
バリチェロを追っかけていたバトンがコースオフ。
その間にデラロサがバトンをパスする。
トゥルーリは空圧系、ラルフは油圧系トラブルでトヨタ全滅。
残り3周。ミハエルとアロンソとの差は8.8秒まで縮まる。
そして大雨。
ホンダはまた5位のバリチェロと6位のバトンでやり合っている。
おいおいおい、残り2周だぞ。
お前らはウィリアムズか?!
S時出口でバトンがバリチェロを交わす。
その間にミハエルがチェッカー。
アロンソは4車身ほど後方。
ストレートエンド。
バトンが4位のハイドフェルドをインを突いてパス
バトンと周回遅れの琢磨のマシンが併走してコーナーに入る。
行き場を失ったハイドフェルドマシンはブレーキ。
そこに後ろから突っ込んでしまったバリチェロ。
バリチェロはクラッシュ。
なんとか自走しチェッカーを受けた。
<順位>
1位 ミハエル
2位 アロンソ
3位 フィジケラ
4位 バトン
5位 デラロサ
6位 バリチェロ
7位 ハイドフェルド
8位 ウェーバー
9位 クルサード
10位 リゥッツィ
11位 ロズベルグ
12位 ドーンボス
13位 クビカ
14位 佐藤
15位 スピード
16位 アルバース
17位 山本
<ドライバーズポイント>
116 POINT ミハエル
116 POINT アロンソ
63 POINT フィジケラ
62 POINT マッサ
57 POINT ライコネン
45 POINT バトン
28 POINT バリチェロ
<コンストラクターズポイント>
179 POINT ルノー
178 POINT フェラーリ
101 POINT マクラーレン
73 POINT ホンダ
なんと、ミハエルとアロンソが同ポイントです!
これは面白くなってきました。
次は日本戦。
最後の鈴鹿でのレース。楽しめそうです。
本日のなぞの数値 73.3/25.0