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リアブレーキの清掃調整でブレーキの引きずりはかなり改善されましたが、まだわずかに症状がでていました。

○症状○
停まるときに、ニュートラルにして、停止直前に完全にブレーキをリリース。転がり抵抗ですーーっと止まるのが理想ですが、停止する瞬間にカクンとわずかなショックがある(TT)。
街中などしばらく走行したあと、ホイール中心部に手を触れて確認すると、左前が温度が高く、左後ろは右後ろより少し温かい(TT)。

ちょっとした下り坂でもちゃんと動き出すので、ひどい引きずりでは無いのですが、精神衛生上よろしくないのでOHしてみることにしました。
前回ディーラーでOHしてから約2年経過しているかと思います。

ダストシール取り付け部が錆び、そこからもらいさびのようです。屋外保管でしたし、海が近い、凍結防止剤。条件としてはややきつめでしょうか。
エア抜きをしばらくサボっていたのでツケが回ってきたの鴨

エアを使って少しづつピストンを押し出しましたが、びくともしないピストンが＠＠

CRCを吹いてプラハンでいろいろな方向から叩くと大抵は出てくるのですが・・・放置しては叩いて圧を掛けてみますがでてこない・・・
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対向4POTめんどくさっ！　均等に押し出すのに多少工夫が要りますね
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食事休憩を挟んで２時間ほど粘りましたが、0.7Mpaのエア圧では出てこないようなので、禁断のアレをすることに・・・
「油圧でGO！」
「ピストン発射！！フルードブッシャー＠＠」とならないようにセッティングを
これなら左上のピストンだけが出てくる・・はず

ラインをつなぎ、ウエスでカバーし、フルードを足して、エンジンを掛け、いざ！そーっと踏むと・・・「カチン！」と音が聞こえました。成功のようです。

・・・・途中まで出てきたものの・・・ｺﾚがまた抜くのに往生しました
後はひたすらピストンとキャリパーをｺﾞｼｺﾞｼ

ピストンの蠕動面はほとんど損傷が無く、もらい錆びが薄く付いている程度、ｺﾚだけであんなに動かなくなるとは。

キャリパーにシールを取り付け、ピストンにダストカバーを取り付け挿入。このキャリパーはダストカバー固定のサークリップが外側なので非常に楽です。

パッド取り付け。パッドも交換（プロμ　NS）、パッド固定ピン、スプリング、ブリーダースクリューも新品で組みました。

車体に取り付け、ブレーキライン接続。バンジョーのガスケット（2枚）も新品を使用

各部締め付けを確認。パーツクリーナーで周囲を清掃・・・・ふー左前あとはエア抜きだけと・・・

この時点で日が暮れました＠＠　明日には仕上げないと通勤に使えないので右前まで何とか終わらせました。

明日はリアー
・・1POTだし午前中には終わる！・・・・のか