トー調整

まずは錘を付けて、簡易的にキャンバーが同じかどうか計測。
リム上とセンターまたはリム下数値を引き算すると左右差が出るので、それでキャンバーが揃っているかを確かめます。
結果的には左が寝ていることが判ったのですが、同じ調整取り付けなのになぜに数値が違いすぎるかが謎。
それはそうと、ハンドルセンターがめちゃ狂いなので、そこからから改善するための作業に移ります。

木製台ですが、リムとの距離がきちんと同じに測ることが出来て、動かないように出来れば簡易的に計測は出来ますよね。
というか、まずは右を向いている状態をだいたい治してから調整に入るために、最初の一歩はLタイロッドを短くしてトーアウトにし、だいたいセンター出ししてから考えます。
+2mmトーアウトだったので、全体として半回転分タイロッド調整したところで調整値は±0値。
問題はコレでセンターが出ているかなので、センターが出ていないなら左右タイロッドで調整すればいい。

※トー調整台は高すぎると計測できないので、最低地上高さ以下が必須。
そうすると、台がタイヤ（リムガード）に当たって平行が出難い。だから防振ゴムのような戸あたりを台に取り付けてリムにゴムが当たるように調整すると平行が出しやすくなりますね。
出来れば、ノギスで台とリムが平行であることを確かめると、精度は高くなりますよね。

時間が出来たらもう一度ショック等の取付見直すので、キャンバー値が変化したら、またトーは調整。
でもこの方法だと簡単に出るのでお勧めです。

トー調整しないと、タイヤがあっという間に片減りして終わってしまうことがあるので、テスターに費用掛けてもいいですし、こんな形で調整しながら様子見るのも必要かと思います。

※使用目的と減り方とハンドリングによって必要な数値は変化しますから、±0がいいということではありませんよ。ここから車と相談しながら調整していくことになりますからね。