新型PHVが昨日発表されました。
今考え得るプリウスの最終到達点まで来たのか!!と思う程の完成度だと思います。(個人的見解)
装備品が多く、かなりのコストを押しつけられる気がしますが、ト○タの事を考え良い補助制度を期待したいと思います。(ZEVカリフォルニア対策のために販売数量が入ります)
toro_555が思う、新型PHVの魅力をマイプリウスの到達点と比較して、検証してみたいと思います。(資料を熟読してませんので悪しからず)
○デザイン
50型プリウスでかなりショックだった、ボンネット→Aピラ付け根ー→リアハッチのラインが、新型PHVでは流れるような素晴らしいラインとなっています。これだけでも買いたくなってしまう程、素晴らしいデザインセンスだと思います。(車は横顔美人が素敵!?)
また、50型の風洞実験で、リアテールエンドからの風の流れが悪かった事がとても気になっていました。(都合良く画像がカットされている!? カモメルーフ不採用の贖罪!?) PHVでは予想を超えた手で対策が取られています。(ダブルバブルバックドアウインドゥ)
○空力
何故か、50型よりCd値が少し落ちます。個人的なテストでは30型の場合Cピラーがもっとも空力を落として入る気がします。しかし、新型PHVは50型と同じく風防のようなデザイン。
フロントの問題なのか!!多分リアエンドでしょう!? どれだけアンダーを平らして垂直フィンを付けても、テールエンドで風の巻き込みは起こります。
バイオミミクリーや、アンダーカナードを装備するような大胆な対策が必要なのかも知れません。(マイプリウスのリアの巻き込み汚れは格段に減りました でも、汚さは相変わらずです 笑)
(テールエンドの空力改善は、投影面積に影響しないためCd値改善にならない!?)
○動力
噂のデュアルモータードライブによるEV走行、かなり画期的だと思います。映像を見る限り、高速域では、エンジン+デュアルモータードライブができないよう。(構造的問題でしょう トリプルで回ったら画期的でしょうね!! 無理だろうけど)
効率が微妙に思いますが、エンジンを回してバッテリーの充電もできるようです。
○リチウムイオンバッテリー
リアに目一杯積んで、少し底上げとなってますが、かなりの頑張りを感じます。
60km走れば御の字でしょう。(EVライフが楽しめます)
大きく取り上げていませんが、「バッテリー昇温システム」(低温時のEV走行性能向上)が付いています。
ト○タもやっと、バッテリー加温の大切さに気づいてくれてのだと嬉しく思いました。(無駄な改造が減ります)
○昇圧コンバーター
たぶんココが肝だと思います。
マイプリウスは、ト○タ理論とは別にマグネットリングでプラマイをリセット、転がり効率を追求しています。
50型では、昇圧コンバーターを小型化&高効率化?をして性能を追求しています。
そう、噂のSiC半導体を実用できるかに掛かってます。もし採用されれば、燃費やEV到達距離が更に伸びる可能性があります。(個人的見解)
○ヒートポンプオートエアコン
初代PHVの夢が初めて実現されます。
初期のヒートポンプは性能が低く、0℃以下では暖房能力が不足でした。しかし、最近の家電コマーシャルで分かる通り、寒冷地専用エアコンなるものが出来、新型PHVでもヒートポンプオートエアコンの採用に踏み切ったようです。(素晴らしい)
○充電器
一部抜粋、「■急速充電対応■小型・高性能化充電効率向上による充電時間の短縮(200V〈16A〉で約2.5時間 100V〈6A〉で約15時間)」
今度は普通のコンセントで充電できます。前回のPHVは20A以上の電源を確保する必要がありました。
○電動オイルポンプ追加
マイプリウスの「グリルシャッターのようなもの」下部2cmを閉鎖しなかった理由、それはオイルが高温になることを避けるためでした。電動オイルポンプ採用で心配が減ります。
◎まとめ
ここまで来ると、マイプリウスでテストしたものと、新型プリウスで採用されたもののが肉薄、ほぼ変わらない装備です。(到達すると同じになるのがよく分かる)
PHVでは、更なる改善と、新装備で、かなり魅力的な車だと思います。(太陽電池などなど)
簡単ですが、初編を終了します。
続かないかも・・。(笑)
Posted at 2016/03/25 01:17:53 | |
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