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　では、解答です。みなさん、流石にいいところまで解答されてましたね。

　いくらなんでもヘッドライトに１２０アンペアという大電流が流れるという事はありませんね。もし、そんな事が起きたら配線が燃えてします事でしょう・・・。

　では、ライトに電気が流れた時の実際の電流は何アンペア流れているか考えてみましょう。

　ワットの法則から(１２Ｖ５５／６０Ｗの場合)
　　　　　　
　　　６０Ｗ÷１２Ｖ＝５Ａ　(ＨＩビーム点灯時)　
　　
　実際にＨＩビーム点灯時に流れる電流は５Ａなのです。(勿論消灯状態からオンした瞬間は１２０Ａ流れようとします。)そうするとオームの法則から点灯時のバルブの抵抗が判りますね。

　　　１２Ｖ÷５Ａ＝２．４Ω　

　ヘッドライトのバルブは電気が流れた瞬間に抵抗が上昇します。それもこの例で言えば２４倍も上昇しています。実際には車上の場合、１４Ｖくらいは電圧も上がりますから実際にはもっと抵抗も上昇するはずですね。ライトのオン、オフでいかにバルブに負担が架かっているお判りになったと思います。

　さて、私が今回、何を言おうと思ったかというと・・・
夜間、走行時、停車の度にライトを消灯、点灯させた時にバルブにかかる負担を理論的に伝えてみようかな・・・と思った訳です。だからどうしたの？って言われたらそれまでのお話ですが＾＾；

　コメント下さった方有難うございました＾＾

最近、ブログのアップを控えていますが、結構、見ていただいてる方がいらっしゃる様なので・・・ちょっと見てくださった方に問題です＾＾

　電気の話です。ヘッドライトのバルブ(例えば１２Ｖ５５／６０のハロゲンバルブ)の単体の抵抗をテスターで測った事がある方いますよね？例えば切れてるかな～っとか確認するのにとか・・・
　
　単体で電気の流れていない状態だと０．１Ωくらいが通常だと思います。(切れたバルブだと∞表示か針が振れませんね。)オームの法則(思い出してくださいね＾＾；)からここに１２Ｖの電気を流すと何アンペアの電流が流れるでしょう？

　オームの法則から１２Ｖ÷０．１Ω＝１２０Ａ

　１２０アンペアですね。おかしいと思いませんか？ライトのヒューズで片方だけで１２０Ａなんて大きいヒューズは使ってませんね。それでは何故でしょう？どなたでもＯＫですので解答のコメントを頂けると嬉しいのですが。
　
　明日には解答編をアップしましょう＾＾