また冬がぶり返してきたけど平戸へ。

　せっかくの三連休。どうも全国的にお天気が悪いらしい。そこで長距離走は諦めて、近場に行くことにした。と言っても往復は300kmを超えるからそこそこの距離ではある。

　予報では雪とのことなのだけれど、まだ降り出してはいないお昼前。長崎県平戸に向けて出発。
目的は「ひらめまつり」ひらめ丼を食べたくなった。確か去年辺りからこの催しが始まった客寄せ企画なのだけれど、評判は良いらしい。

　平戸はかなり辺鄙な場所にある。行きがけは唐津、伊万里、松浦を通る一般道を選んだ。このコースが最短距離だ。唐津までの海岸沿いは、玄界灘からの風をもろに受け荒れているが、伊万里、松浦などの湾奥ではまったく凪いでいた。幸い、晴れてはいないけれど、雨は降っていない。九州島最西端の田平から平戸大橋で島に渡る。目指す豊鮨はすぐに分かった。２時を回っていたせいか、お客は少なかったが駐車場にあった車は、遠距離ナンバーだった。

　確かに美味しい、お値打ちだ。

食後、これぞ平戸とも言われる「教会とお寺の見える風景」を見物。そして海岸沿いの無料駐車場に車を停め、街を散策。案内板は完備し、中文、ハングル、英文と至れり尽くせりだった。

　足湯の設備もあり、寒空の下で散策疲れの足を癒してくれる。
おみやげは蔦屋の牛蒡餅、これが意外と美味しい。

　平戸島を出て、帰路は佐世保に周り、高速で帰ることにする。距離的には遠いが、時間的には短時間かと思ったけれど。結局は遠回り分だけの時間は短縮できず、素直に往路を戻ったほうが正解だったようだ。

　田平では立派な教会を見学できたのも今回の収穫だった。