hikobonのブログ一覧

なんだが目がしょぼしょぼする。１４度もあるのに肌寒い。太陽が照っていて空には雲も無いのに、晴れなのに、晴れていない。

　風邪引きでもないのに、鼻がムズムズする。まごう事無き大陸からの化学兵器による攻撃だ。こんな日は外出を控えたくなる。

　先日から読んでいた本「富嶽」に風船爆弾や零式艦上偵察機によるアメリカ本土爆撃のエピソードが書かれていた。零艦による爆撃そのものは森林火災を少しだけ起こした程度で大した効果は無かったようだが、終戦後の1962年に、操縦していた藤田飛曹長はオレゴン州ブルッキングス市から招待を受けアメリカに渡り、同市市民から「歴史上唯一アメリカ本土を空襲した敵軍の英雄」として大歓迎を受け、同市の名誉市民の称号を贈られた。またその時、同市市民から藤田飛曹長が投下した焼夷弾の破片を贈られた。その破片からはかすかに火薬の臭いがしたという。なお藤田飛曹長は、戦争中、軍刀として用いた愛刀をブルッキングス市に寄贈した。
　この招待は外務省を通じて伝えられたが、当の本人には招待の趣旨が知らされていなかったため､現地に到着するまで「戦犯として収監されるのかもしれない」と思っており、寄贈した軍刀は戦後も密かに所持していたものを、収監されそうになった時には自決するため、荷物に忍ばせて持参したものであった。
　その後、藤田飛曹長は贖罪の意味を込めて同市に植林を行ったり、同市市民を日本に招待するなど日米友好に残りの半生を費やした。また、そのような貢献を受けて、後にロナルド・レーガン大統領よりホワイトハウスに掲揚されていた星条旗が贈られた。Wikより転載。



　大陸からの黄砂がやってくる時期には、ジェット気流が太平洋を越え北米大陸にまで吹いている。これを利用したのが風船爆弾だ。和紙とこんにゃく糊で作られた気球は一万個弱作られ、放出された。その１割弱はアメリカ大陸に到着し、森林火災や人員に被害を与えた。一時期アメリカ空軍は迎撃に躍起になったという。

　現在の技術でこの気球を作れば、到着率は飛躍的に上がるだろうし、GPSなんぞを備え自動操縦にしておけば、間違いなく目標に到達できるはず。多少のスピードなど数でカバーできるから、一万発ほど放出すれば迎撃なんて出来るわけがない。まして、レーダーに反応しない素材で造ることができるから、ステルスなのだ。

　北の将軍様もアメリカを脅すなら、飛ぶか飛ばないか判らないロケットにカネを使うのを止め、超コストパフォーマンスの高い風船爆弾を百基ばかり作って飛ばしてみたらどうだろう？「ジェット気流観測用です」平和利用ですと。ワシントンＤＣ辺りに落としてみるのも一興かと・・・。いざとなれば、プルトニウムの灰などを入れますから・・・。など、これは米にとっては一大事。防御の手段は無い。

　この程度の技術であれば、現在の日本では、何も和紙もコンニャク糊も使わず、量産は可能だから・・・・・。ついでに精密誘導装置などはお手の物。どうするアメリカさん。