②の続き
江差町の 姥神大神宮→法華寺→折居社跡 を訪ねて、今度は隣の上ノ国町へ向かいます。
目的地は
『上国寺』、『上ノ国八幡宮』、『旧笹浪家住宅』。
この3ヵ所は隣り合わせになっています。
駐車場もあるので便利。日曜日なのに1台しかいない(゚ロ゚;)
北海道震災の影響なのでしょうか?
まずは
『上国寺』
山門
そして、国指定重要文化財の本堂です(^o^)
◆上国寺
・山号は「華徳山」
・宗派は浄土宗
・沿革
創建は諸説あり、最も古い説では嘉吉3年(1443)。永禄3年(1560)頃には存在がはっきりするとのこと。
当初は真言宗で、江戸中期に浄土宗に改宗。
現在の本堂は宝歴8年(1758)建立。北海道に残る数少ない18世紀の仏堂建築。
十数年前に一度、本堂に入って参拝したことがありますが今回は入らなかったので、
内陣写真・・・(上ノ国町HPより拝借。Copyright © Kaminokuni Town All Rights Reserved.)
木鼻。少々簡素かなぁ
虹梁裏側。朱色が残っています。
柱に掛かっている・・・読みにくいので画像処理。
『浄土宗鎭西派 花德山開善院上國寺』 と彫ってありますね。
※上国寺の説明はこちら。
お次は
『上ノ国八幡宮』
狛犬さん。北前船で運ばれた福井特産の笏谷石。
石燈籠(左右にありましたが写真は片方だけ^^;)
おお!
彫り物が見事です!
因みにこの建物は「拝殿」です。
本殿は拝殿の中の覆屋の中にあり、普段は見ることが出来ません。
本殿は北海道内に現存する神社建築では最古に属するとのこと。
創建は、文明5年(1473)松前藩始祖「武田信廣」公が勝山舘(現国指定史跡「勝山舘」跡)に守護神として創祀。
現本殿は元禄12年(1699)建立の一間社流れ造り(一部彩色)の本殿を明治時代に勝山舘より遷し・・・室町様式の狛犬が幣殿奥深く往時のままに御祭神を護っている。
(北海道神社庁HPより抜粋)
続いて
『旧笹浪家住宅』 (拝観料300円)
笹浪家は上ノ国で代々鰊漁などを営んできた旧家の一つ。築後約150年の平成2年に笹浪家から町に寄贈され、平成4年1月21日に国の重要文化財に指定されました。北海道の現存民家では最古に属し、北海道の日本海沿岸に今も残るニシン番屋の原型とも言われております。
(上ノ国町HPより抜粋)
私としてはそれなりに見応えはありますが、本当のターゲットは・・・
(画像は ほっかいどう ひやまHPを表示したモニターを撮影。
copyright © Hiyama Hokkaido. All Right Reserved.記載あるも、どこの団体・組織が作成しているか不明)
はい!円空仏です。
こちら阿弥陀如来像。透明(ガラス?アクリル?)ケースの中に入っています。
(町指定有形文化財 39.5cm)
明治初期、久遠から奥尻島へ磯舟で帰る途中、漂流していたところを拾い上げたと伝えられてい
ます。--上ノ国町HPより
(上ノ国町のHPには”北海道では、唯一の阿弥陀如来像です。”と記載がありますが、江差町のHPでは泊観音寺の円空仏も阿弥陀如来像となっています。)
上ノ国町には6体の円空仏があります。
もう2体を拝みに行きます。
『上ノ国観音堂』
十一面観音立像(北海道指定有形文化財 146.6cm 北海道で最大の像)
立像の右下にも頭の無い円空仏座像があります。
これで、駆け足の寺社巡りは終了。11時過ぎでした。
最後のメニューは江差の「にしん蕎麦」。
横山家は一時閉館だったので、こちらで食します。
「江差追分会館」
にしん蕎麦 920円。
車中泊した『道の駅あっさぶ』からの位置関係。
さて、札幌近郊の渋滞が始まる前に帰ります。
帰りのルートは八雲町の雲石峠経由。
紅葉見頃はまだの様ですね。
渋滞前に・・・甘かった_| ̄|○
中山峠の定山渓トンネル内で動かなくなりました。
15時16分01秒。
札幌に着いたらディーラーに寄って、注文したアンテナを取りに行きます。
通常ならここから1時間と1分 by google map。
超ノロノロ運転のお陰で、ゆっくりと紅葉を楽しめます(-_-)
定山渓温泉街の先まで渋滞は続き・・・
ディーラ―に着いたのは、18時35分。
トンネルで停止してから3時間20分かかりました。
週末はずっと天気が悪かったのと、紅葉見頃が重なったためですね。
ともあれ、強行軍の寺社巡り無事終了です。
次はいつ行けるやら・・・
Posted at 2018/10/24 21:39:08 | |
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車中泊(神社仏閣含む) | 日記